BCN、プロ向けにPC・デジタル家電市場の動向を解説する、第1回BCNセミナー

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2008/03/12 19:27

 BCN(奥田喜久男社長)は3月12日、メーカーや家電量販店などの業界関係者を対象に、パソコンやデジタル家電市場の最新動向を解説する「BCNセミナー『2008年序盤戦を読む』」を開催。第1回の今回は22社から計35名が参加した。

 全国の主要家電量販店やパソコン専門店などから収集したPOSデータを元に、独自の分析を加えて市場動向を解説するプロ向けのセミナーで、今回は、PCやPC周辺機器の市場と、薄型テレビやデジタルカメラなどのデジタル家電市場の動向について取り上げた。

 PC市場の動向では、07年3月から08年2月までの1年間で、マイクロソフトのOS「Windows Vista」の発売効果を交えながらノートPCとデスクトップPCの販売台数の推移や対前年比で市場規模の成長を解説。

 機能別ではメモリに2GBを搭載するモデルが増加傾向にあり、CPU別にはデュアルコアのインテル「Core 2 Duo」の採用率が高まりつつあるなどの動向も発表した。さらにPCに関連する周辺市場としてHDDやPCソフトの販売動向も分析。そのほか、薄型テレビやデジタルカメラ、レコーダーなどのデジタル家電の市場動向もあわせて解説した。