ディズニー、どう売る初の携帯電話、店舗や箱、紙袋にまで「世界観」
全国のソフトバンクショップや家電量販店で取り扱うが、東京・表参道の「ソフトバンク表参道」でも販売に力が入る。まず入り口にミッキーマウスの装飾を施してユーザーをお出迎え。店内には専用の販売ブースも登場し、来店者の目を引いていた。製品の位置づけとしてはあくまでも「ディズニー・モバイル」の端末ということで、専用の箱や紙袋、カタログなども用意し、ここでもディズニーの世界観を演出する。
ソフトバンクモバイル広報によると、発売日には開店直後から「ディズニー・モバイル」端末目当てのユーザーが来店したとのことで、滑り出しは上々だ。また「ソフトバンクの店内に販売ブースを設けることで、『ディズニー・モバイル』を見に来た方にソフトバンクの携帯も見てもらえる」(同)と相乗効果にも期待している。
ショップで購入を決めた女性は「メールアドレスにディズニーがつくところが決め手」だったと話す。昔からのディズニーファンで端末の情報は以前からチェックしていたという。「まるであたしのために作ってもらったようなケータイ」とご満悦だ。「同じものをペアで持って欲しい」とおねだりされた彼氏も「デザインは思っていたより女性っぽくなくてかっこいい。端末自体のスペックも高いので、結構よさそう」と、高く評価していた。