日立マクセル、新記録方式を採用した録画用BD-R、片面1層25GBで1000円前後
日立マクセル(角田義人執行役社長)は2月19日、有機色素記録膜を採用し、BD-R LTH TYPE規格に準拠した片面1層25GBの録画用ブルーレイディスク「BDR25VL.1P」を、3月上旬に発売すると発表した。価格はオープンで、実勢価格は1000円前後の見込み。
DVD-Rや従来のBD-Rとは異なり、反射率の低い(Low)未記録状態の記録膜を、青紫色の記録レーザーを照射することで高反射率(High)にする、新しい記録方式を採用。新開発の「高感度HR色素」記録膜を採用することで、LTH(Low to High)記録に対応した。容量は片面1層25GBで、転送レート約24Mbpsの場合でハイビジョン映像を130分録画できる。記録速度は1-2倍速。