スカラ、片目で映像が楽しめる小型モニタ、3万円を切る低価格で
スカラ(山本正男社長)は2月15日、眼鏡の片側に装着すれば映像が見られるウェアラブルモニタ「Teleglass(テレグラス) T3-A」を発売した。価格は2万9400円。
眼鏡の片側に本体を取り付けて映像を見る装置。モニタをのぞくと、2m先に28型相当の画面が見える。ポータブルDVDプレーヤーやiPod、ビデオ出力機能をもつ携帯電話と接続して動画を楽しめる。
ユーザーの視力に画面を合わせられる「視度調整つまみ」を装備。このほか付属のコントローラーでは、電源のオン・オフ、モニタ部分の出し入れ、音量の調節が行える。インターフェイスは3.5mmAV入力端子。重さは35g。電源は単3形乾電池2本で、約4時間再生できる。
同社は企業向けに前モデル「Teleglass T3-F」を既に販売している。前モデルでは専用眼鏡でしか本体を装着できなかったため、新製品はアタッチメントを改良。コンシューマー向けとして、一般の眼鏡にも取り付けられるようにした。