ジャストシステム、「口説き力」がある有名人などのアンケート結果を発表

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2008/02/14 10:17

 ジャストシステムは2月12日、自分の日本語力や「口説き力」がわかるWebテスト「ATOK presents 第三回 全国一斉!日本語テスト」の参加者を対象に、1月16日から30日まで実施したアンケートの結果を発表した。

 アンケートでは、人を説得する力「口説き力」があると思う有名人とその理由、ビジネスシーンで書くのに苦労する文書の種類についてそれぞれ回答してもらった。なお、アンケート結果の詳細は、3月14日まで実施する「ATOK presents 第三回 全国一斉!日本語テスト」のサイト上で公開している。

 「口説き力」があると思う有名人の1位は、4069票を獲得した島田紳助さん(14.3%)。その理由には「臨機応変で柔軟性に富んでいそうだから」(49.9%)、「表現豊かで内容にエンターテインメント性がありそうだから」(33.9%)などが挙げられた。また、2位には明石家さんまさん(8.1%)、3位にはタモリさん(4.5%)が入り、大物タレントが上位を独占した。いずれも同様の理由を回答する人が多く、機転を利かせて相手や状況に合わせた言葉を選択でき、表現豊かに内容を楽しく伝えることができる人が支持されている。

 一方、ビジネスシーンで書くのに苦労する文書は、年齢や性別、職種を問わず、「お詫び文」が最も多く(27.9%)、以下、「企画書」(15.6%)、「依頼文」(12.0%)、「謝礼文」(11.2%)、「報告書」(10.7%)と続いた。企画書など創意工夫が問われるものより、相手や状況にあった最適な言葉を選び、誠意を持って丁寧に書く必要がある文書に苦労している傾向がうかがえる。

 「全国一斉!日本語テスト」は過去2回実施し、延べ100万人以上が参加した無料の日本語力診断テスト。第3回目となる今回は、言葉を正しく使いこなせる力と、最適な言葉を選ぶ力を合わせて「口説き力」と定義し、従来の日本語に関する知識を測るテストに加え、新たに相手を説得する際に使う言葉から性格を診断するテストを用意。「口説き力」をテーマに、受験者の日本語力を判定する。