エプソン、高速MACHヘッドを採用し高速印刷が可能なカラリオシリーズ
セイコーエプソン(花岡清二社長)は2月13日、インクジェットプリンタの複合機「マルチフォトカラリオ」シリーズの新機種として「PX-FA700」と「PX-A640」を2月21日に発売すると発表した。価格はオープンで実勢価格は「PX-FA700」が3万円前後、「PX-A640」が1万円前後の見込み。
「PX-FA700」は、プリント、スキャン、コピー、ファクス機能を備えるインクジェット複合機。ファクス機能はスーパーG3規格に対応し、モノクロで約3秒と高速電送が可能となる。インクは、発色性や保存性に優れた顔料インク「つよインク200X」を全色に採用。裏写りしにくく、水性マーカーにもにじみにくい優れた耐水性で、普通紙でもくっきり鮮やかにプリントできる。
さらに、高速MACHヘッドにより高速印刷を実現。また、メモリカードスロットを搭載することで、デジタルカメラの写りを2.5インチの液晶画面で確認しながら直接プリントできる。
「PX-A640」は、ホワイトカラーで、コンパクトなインクジェット複合機。解像度1200dpiのスキャナを搭載するほか、顔料インク「つよインク200X」を全色に採用し、高速MACHヘッドによって高速印刷を可能とした。また、4種のメモリカードスロットを装備し、20タイプのメモリカードに対応する。