キヤノンMJ、中国語専用電子辞書、業界最多15種類のコンテンツを搭載

ニュース

2008/02/12 20:20

 キヤノンマーケティングジャパン(村瀬治男社長)は2月12日、中国語のコンテンツを15種類収録した電子辞書「wordtank V903」を、3月下旬より発売すると発表した。税別価格は5万5000円。

 中国語の学習用電子辞書で、業界最多となる15種類の中国語コンテンツを収録。業界で初めて北京語のほか、上海語、広東語、台湾語の会話集を収める。日本語、英語にも対応し、大辞典や英語のTOEICテスト用の参考書などを備える。

 約14万語の中国語のネイティブ発音を収録し、中国語と英語の会話集で、テキストを読みながらネイティブスピーカーの発音を聞ける「オーディオブック機能」が利用できる。そのほか、自分の声を録音できるMP3レコーダー、録った発音をネイティブ発音と聞き比べられる発音比較機能、聞き取った発音のつづりを入力する口述筆記テスト機能など、音声学習機能を装備する。

 北京語、上海語、広東語、台湾語を同時に検索できる「中国語地方言語リンク」、類語や関連事項から対象の語を見つける「中国語概念リンク」など検索機能も充実する。

 バックライト付きの4.9型タッチパネル液晶を搭載し、手書きでの検索も行える。外装にはマグネシウム合金を使用し、300kgfの加圧テストをクリアした独自の新構造「T-Body」を採用。サイズは幅153×奥行き105.5×高さ24mm、電池を含む重さは334g。電源は単4形乾電池2本。