NTTドコモ、「2in1」サービスが異なる名義で契約可能に、料金プランも拡充

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2008/01/31 14:59

 NTTドコモは1月30日、1台の携帯電話で2つの電話番号と2つのメールアドレスを使い分けできる「2in1」サービスについて、契約条件および提供内容を3月3日から拡充すると発表した。個人名義と法人名義などの異なる名義での「2in1」利用などが可能になる。

 新しい契約条件では、「基本契約(Aナンバー)」と「2in1契約(Bナンバー)」が同一名義に限らず、個人と法人などの異なる名義でも契約することができ、「2in1契約(Bナンバー)」側には個別の請求書が作成される。また、従来の「2in1契約」専用料金プラン「タイプ2in1」に加え、新たに7つの料金プランを新設。「基本契約(Aナンバー)」と同様に、「2in1契約(Bナンバー)」でも複数の料金プランから選択することが可能になる。

 新しい料金プランでは、「タイプ2in1」の基本使用料を945円から840円に改定。無料通信分は「2in1契約(Bナンバー)」の通話料などとして使うことができ、基本契約の料金プランと同様に、余った無料通信分を2か月繰り越した後、「ファミリー割引」や「オフィス割引」のグループ内で分け合うことが可能。

 なお、現在「2in1」を利用中のユーザーには、新しい提供条件が自動適用とならないため、別途申し込みが必要。現在利用中のFOMA(mova)の電話番号を「Bナンバー」として引き継いで「2in1」契約する場合は、「2in1契約(Bナンバー)」側に対して、継続利用期間・ドコモポイント・無料通信分・モバイラーズチェックを引き継ぐことができる。

 「2in1」の契約事務手数料は1050円。なお3月31日までに申し込み、料金プランに「タイプ2in1同一名義オプション」を選んだ場合は、契約事務手数料は無料となる。