ソニーなど、BD用など記録・再生光ドライブ向けレーザーカプラを開発
ソニー(中鉢良治社長)と日亜化学工業(小川英治社長)は1月24日、ブルーレイディスク用など記録・再生光ディスクドライブ向け光集積デバイス(レーザーカプラ)を共同開発したと発表した。年内を目処に量産化を目指す。
今回開発した青紫色レーザーカプラは、量産性に優れた安価な光学部品を利用できる独自の高効率1ビーム光学系を採用。ブルーレイディスクなどの2層メディアでの信号読み出しを最適化し、より安定的な記録/再生が可能なドライブやオプティカルピックアップの設計を実現する。
また、有機系メディアなど新しいレコーディングメディアにも対応。さらに、これまでのポータブル機器向けレーザーカプラで培ったパッケージング技術を活用して、厚さ3mm未満という業界最薄の本体を実現し、ブルーレイディスク向けドライブの薄型化とコストダウンに貢献する。