バンダイ、円谷プロなどと資本・業務提携、コンテンツビジネス展開を拡大
バンダイ(上野和典社長)と、ティー・ワイ・オー(吉田博昭社長)、ティー・ワイ・オーの100%子会社の円谷プロダクション(森島恒行社長)は1月21日、「ウルトラマンシリーズ」のコンテンツなどをさらに拡大・活性化することを目的に、資本・業務提携を行うと発表した。
バンダイが21日付けで、ティー・ワイ・オーから円谷プロダクション発行済み株式の33.4%にあたる普通株式3万3400株を、約9億円で取得する。これにより、円谷プロダクションの発行済株式はティー・ワイ・オーが66.6%、バンダイが33.4%保有することになる。
今回の提携でバンダイは、ウルトラマンシリーズ映像作品を含む43作品と今後の新作品について、玩具カテゴリーなどにおける日本国内での独占的商品化権等を取得。また3社はは、「より長期的な視点でコンテンツビジネス展開の更なる拡大、活性化を図り、バンダイナムコグループにおけるトイホビー事業以外の分野においても更なる相乗効果を発揮していく」としている。