NEC、テレビ新広島にワンセグ放送とSNSを融合するシステムを提供
NECは1月15日、ワンセグ放送とSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)を融合する新しいシステムを、テレビ新広島(TSS)に提供したと発表した。
同社のSNS構築・運用サービス「Social Tool Mart」を利用したもので、データ放送内のSNSコンテンツから、ワンセグ視聴者がリアルタイムで番組に参加することができるのが特徴。TSSは深夜生番組「デジ生!バなな調査団」のワンセグデータ放送サービスとして、1月16日の放送から稼動を開始する。
番組の視聴者はワンセグ対応携帯電話を利用し、番組を見ながらワンセグのデータ放送内でSNSにログインすることが可能になる。SNSにログインした視聴者は、SNSに書き込まれた特定ユーザーの日記をデータ放送内でリアルタイムに閲覧できるほか、閲覧している日記に対して、データ放送内でダイレクトにコメントを書き込める。
また視聴者が、SNSのユーザーとしてデータ放送からアンケートに投票し、その投票結果をリアルタイムにデータ放送に反映させることもできる。さらに、投票したユーザーの年齢や血液型などSNSのプロフィール情報を、他のユーザーへの公開範囲設定に従って表示することも可能。