富士通、企業向けPCのラインアップを強化、3シリーズ6機種を発売
「FMV-R8250」は、12.1型ワイド液晶を搭載したモバイルノートPC。ベゼル幅を狭くして、同型の液晶を搭載したモデルでは世界最小の設置面積となった。CPUにCore 2 Duo SL7100(1.2GHz)低電圧版を搭載し、LEDバックライト液晶に薄いガラスを採用して省電力化。
Windows XPの使用時で、稼働時間は最大約11.9時間。さらに「バッテリーユーティリティ」機能を搭載し、バッテリの情報や消耗状態を確認できるほか、充電を容量の80%に抑えて、バッテリの寿命を50%延ばす設定が可能。指紋センサーやセキュリティセンサーを標準搭載し、光学ドライブを搭載と非搭載から選べる。スーパーマルチドライブ搭載時で重さは1.16kg。
「FMV-A8255」は、15.4型ワイド液晶を搭載したノートPC。CPUはCeleron 530(1.73GHz)、Core 2 Duo T7250(2GHz)から、液晶の解像度は1280×800ドット(WXGA)、1680×1050ドット(WSXGA)から選択できる。指紋センサーやセキュリティチップの搭載も可能。光学ドライブは非搭載か、CD-ROM、DVD-ROM、DVD-ROM&CD-R/RW、スーパーマルチドライブから選択できる。
デスクトップPCの「FMV-K5250」は、ディスプレイが従来の15型、17型液晶に加え、1440×900ドット表示が可能な19型ワイド液晶モデルを新たに追加した。CPUはCeleron 530(1.73GHz)、Core 2 Duo T7250(2GHz)、17型ワイド液晶モデルのみCore 2 Duo T7500(2.20GHz)から選択可能。光学ドライブはCD-ROM、DVD-ROM、DVD-ROM&CD-R/RW、スーパーマルチドライブから選んで搭載できる。
税別価格は、Windows Vista Businessを搭載した場合の最小構成で、「FMV-R8250」が24万3000円、「FMV-A8255」が14万8000円、「FMV-K5250」の15型液晶搭載モデルが17万5000円、17型液晶搭載モデルが18万2000円、19型ワイド液晶搭載モデルが20万9000円。OSを標準のWindows VistaからWindows XPにダウングレードする「Windows Vista Business & ダウングレードサービス」モデルも用意する。