CES2008、注目のデジカメ、ソニーのα200とカシオの高速連写モデルも登場
「α200」は、06年7月にソニーが初めて発売したデジタル一眼レフ「α100」の後継機。日本での発売は未定だが米国では2月から販売する。価格は、18-70mmのズームレンズが付属するレンズキットで700ドルで約8万4000円。
同社αシリーズのエントリーモデルで、撮像素子に有効1020万画素のCDDを採用。旧モデルでISO1600だった最高感度をISO3200まで引き上げた。さらにオートフォーカス(AF)速度を1.7倍に高速化、モニターは2・7インチに大型化した。シャッター音もよりも静かになったという。画像処理回路には「Bionz(ビオンズ)」を搭載。手ブレ補正機能をボディに内蔵しており、センサーのクリーニング機能も備える。
一方「EXILIM PRO EX-F1」は、1秒間に60枚の写真が撮影できるレンズ一体型のデジタルカメラ。有効600万画素のCOMSを搭載し、高速連写で1秒間に60枚、フラッシュを発光させながら連続で7枚撮影することもできる。連写速度は毎秒1-60枚の間で変更できる。
「スローライブ」と呼ぶ、目の前の素早い動きを、液晶モニターではゆっくりした動画で表示する機能も搭載。被写体の動きを見ながら決定的瞬間を選んで残すことができるという。また、目に見えない速さの動きを超スロー映像で見ることができる「ハイスピードムービー」機能を装備。撮影速度は、毎秒300、600、1200コマから選択できる。