バッファロー、法人向け無線LANルータ、ユーザーとのやりとりで要望を反映
バッファローは12月20日、法人向け無線LANルータの新ブランド「AirStation α」で、先進的・実験的な機能を搭載する「AS-A100」を発売した。直販サイトの「BUFFALO Direct」のみで販売し、税別価格は2万1000円。
同社のサポートサイト「Zqwoonet」内に「AirStation α」の専用ポータルサイトを開設し、ユーザー同士での情報交換ができるほか、専門のサポートチームから情報発信を行う。ユーザーとメーカーでコミュニケーションをとり、新機能や要望などを反映したファームウェアを随時掲載する。
PPTPサーバー/クライアント機能を搭載し、外出先からVPNによりリモートアクセスが可能。Radiusサーバーとの組み合わせで、アクセスを許可されたユーザーだけが接続できるセキュアなネットワークを構築する。
また、現行ファームウェアでは動作保証をしていないベータ版の機能として、SNMPネットワーク機器管理プロトコルに対応し、障害やトラフィックの監視、一元管理ができる。ほかにもベータ版として、外部ボタンによる無線LANのON/OFF機能、CPU、メモリの使用率、セッション数が表示される管理画面、指定した時間、曜日にインターネットにアクセスを制限するスケジュール機能を備える。
無線LAN規格のIEEE 802.11b/gに準拠し、セキュリティ機能は無線を暗号化する128/64bitWEP、WPA-PSKに対応する。