ヤマダ電機、「LABI 秋葉原」を12月14日にオープン

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2007/12/05 17:05

 ヤマダ電機(山田昇社長)は、JR・秋葉原駅の電気街口前に「LABI 秋葉原パソコン館」を12月14日にオープンすると同社のウェブサイトで明らかにした。秋葉原地区に同社が出店するのは初。

 電気街口から徒歩1分ほどの立地で、07年11月11日に閉店した「サトームセン駅前1号店」のビルを使って出店する。建物は地下1階、地上8階建てで、売り場面積は898平方メートル。1000平方メートル以下の小ぶりな店舗のため、白モノ家電などの生活家電を省き、パソコン、パソコンソフト、携帯オーディオなどを中心に扱う。同社は都市型店舗のストアブランドを「LABI(ラビ)」として展開しており、「LABI 秋葉原パソコン館」は全国で5店舗目、都内では3店舗目。

 秋葉原地区では、9月にソフマップが、10月に石丸電気がリニューアルオープンするなど、家電量販店の再編が急激に進んでいる。ここにヤマダ電機参戦することになり、競争がさらに激化しそうだ。

 一方、12月6日にはJR・新橋駅のSL広場前に「LABI 新橋デジタル館」をオープン。ディスカウントショップの「キムラヤ新橋本店」だったビルで出店する。売り場は地下1階から地上6階まで、売り場面積は4479平方メートル。携帯電話やデジタルカメラ、テレビ、DVDレコーダー、パソコンなどを中心に取り扱う。

 ヤマダ電機は5月、マツヤデンキ、サトームセン、星電社の持株会社「ぷれっそホールディングス」を傘下におさめた。さらに9月にはキムラヤを運営するキムラヤセレクトも子会社化。それぞれの既存店舗を「YAMADAテックランド」や「LABI」としてリニューアルして展開する戦略をとっている。