加賀電子とアンデス電気、世界最薄の有機ELパネル搭載ポータブルワンセグTV
従来のLCDと比べてコントラスト比が高く、広視野角で色彩の再現性に優れたLGフィリップス社製の3.0型QVGAの有機ELパネルを採用。米イーストマン・コダックが開発した輝度均一性向上手法や、高性能発行材料を使用することで画質を向上させた。
また、アンデス電気の高周波技術を取り入れることで高い受信感度を、加賀電子のソフトウェア技術を融合することで、厚さ8mmという薄さを実現。厚さ8mmはポータブルテレビとして世界最薄としている。
このほか、イヤホン出力端子を装備する。バッテリーはリチウムポリマーを内蔵し、MicroUSBコネクタからの給電に対応する。本体サイズは高さ64×幅85×奥行き8mm。
加賀電子では、今後も中小型の有機ELパネルを採用したカーナビゲーションシステムなどのモバイル機器の開発を進めていく。
加賀電子=http://www.taxan.co.jp/
アンデス電気=http://www.andes.co.jp/
■関連記事
エプソン、「究極の黒」と5万時間以上の長寿命の有機ELシステムを開発
ミリ単位で薄さを競う超薄型テレビの開発が本格化――CEATEC JAPAN 2007
アジア最大の家電イベントCEATEC開幕、テレビの薄型争いなどが焦点に
ソニー、世界初の有機ELテレビ発売、技術のソニー復権をアピール