ビックカメラ、「905i」発売イベント開催、ドコモ中村社長が巻き返しを宣言

イベント

2007/11/26 16:21

 ビックカメラは11月26日、NTTドコモの最新端末「905i」シリーズの発売と、同シリーズ以降の端末に適用する新料金プランの導入を記念したイベント「新販売モデルスタート記念イベント」をビックカメラ有楽町店で開催した。

 イベントには中村維夫・NTTドコモ社長と、ビックカメラの宮嶋宏幸社長、石川勝芳執行役員営業部長兼有楽町店店長が出席。最初に宮嶋社長が「待ちに待ったドコモの最新端末、冬商戦を大いに盛り上げてくれることを期待する」と挨拶した。



 続いて中村社長が挨拶し、「2年使っても安心・納得してもらえる端末を用意した。これで巻き返しを狙いたい」と、「905i」の販売についての意気込みを述べた。新料金プランについて、「バリュープランを中心に展開していきたい、数か月使っていただければ確実に割安感を実感してもらえる」とアピールした。



 ビックカメラでは、26日からシャープ製端末「SH905i」と三菱電機製端末「D905i」を販売を始めた。28日にNEC製「N905i」とパナソニック モバイルコミュニケーションズ製「P905i」、29日から富士通製「F905i」とソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ製「SO905i」、30日にはNEC製「N905iμ」の販売を開始する。



 ドコモの「905i」シリーズは、「ALL IN 世界ケータイ」をコンセプトに一部機種を除くほぼ全ての端末に、世界で利用できる国際ローミングサービス「WORLD WING(3G+GSM)」や3.5世代携帯電話サービス「HSDPA」の「FOMAハイスピード」、「ワンセグ」「GPS」などの最新機能を搭載した。

 ドコモが「905i」以降の端末で導入する新料金プランは、「バリュープラン」と「ベーシックプラン」の2種類。「バリュープラン」は、2年間の利用を条件に、端末の代金を分割で払って購入する。頭金は0円で、分割払いの利息は0%、手数料は無料。

 支払い方法は一括払いのほか、12回、24回の分割払いも選択できる。月額の基本料金はそれぞれ現行の料金プランよりも1680円安いプランを提供する。5月31日までに同プランで端末を購入すると、各種割引サービスの適用前から最大で3か月間、基本料金から最大2100円を割引くキャンペーンを実施する。

 一方、「ベーシックプラン」は2年の契約を条件に、端末購入時にドコモが店頭の販売価格から税込みで1万5750円を補助するプラン。ユーザーは、バリュープランに比べ安く端末を購入できる一方、月額基本料金は現行の料金プランを適用する。



ビックカメラ=http://www.biccamera.com/
NTTドコモ=http://www.nttdocomo.co.jp/
「905i」=http://www.nttdocomo.co.jp/product/foma/905i/index.html


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