デスクトップPC新世代へ、「家庭」になじむ個性派がズラリ、選ぶならどれ?
デスクトップPCに個性的なモデルが目立ち始めた。家の中で持ち運べる一体型やテレビ機能を充実させたAVパソコン、逆にテレビとの接続を重視したモデルなど、特に家庭での使用を前提にした新世代とも呼ぶべきモデルが増えている。そこで、ノートPCとは一味違った、デスクトップPCの最新モデルをタイプ分けして紹介しよう。
=本記事は2007年11月時点の内容です。最新の内容の記事はこちら=
●プライベートルームにピッタリの一体型
一方、従来と同様の大画面液晶を備えた一体型も人気が高い。デジタルチューナーを搭載し、AV機能が充実したモデルが多いのが特徴だ。プライベートルームに置いて、PC兼2台目のテレビにするといった使い方ができる。富士通「FMV-DESKPOWER LX FMVLX70XD」は地上デジタルチューナーを搭載し、20.1型ワイドの大画面モニタを搭載。パーソナルテレビとしての機能も充実している。NECの「VALUESTAR S VS570/SJ」も一体型の地デジPCで、約2秒の起動でテレビが観られるなど使いやすさにこだわった設計が特徴。
●テレビに接続してインターネットをリビングで楽しむ
インターネットで動画配信サイトを楽しんだり、デジタル写真を見たり……。PCならではのエンターテインメントコンテンツは魅力的だが、PCのモニタでしか楽しむことができないのが難点だ。最新のデスクトップPCにはHDMI端子でテレビと接続してモニタとして使い、映像やインターネットを大画面で楽しむことができる機種がある。
代表的なモデルがシャープの「インターネットAQUOS PC-AX120V」で、同社の液晶テレビ「AQUOS」と組合わせて使用する。文字入力に対応するタッチパッド付きのリモコンを備え、AV家電感覚で操作できるのが特徴だ。同じコンセプトのソニー「TP1 VGX-TP1DTV」は、おひつ型のユニークなデザインでリビングのインテリアにマッチする。
●ハイスペックにこだわって選ぶ
デスクトップPCはノートPCと比べるとコストパフォーマンスが高く、同じ値段同士の機種を比べるとスペック面ですぐれていることが多い。動画編集や3Dゲームなど処理能力が必要となる作業をするなら、デスクトップPCを選ぼう。
例えばNECの「VALUESTAR W VW790/KG」はデュアルコアCPUを搭載し、次世代DVD「ブルーレイディスク」対応のドライブを備え、ハイビジョン画質の映像ソフトを視聴できる。内部の冷却に水冷システムを採用した静音設計で、動作音も気にならない。まさに上質なAV機能を追求したハイスペックモデルといえる。またソニーの「VAIO type R master VGC-RM73UDL4」は、先進のCore 2 Quadプロセッサを搭載したAV製作・編集のための高機能モデルで、デジタルビデオカメラなどで撮影したハイビジョン映像を快適に編集できる。モニタは24型ワイド、ブルーレイディスク対応ドライブを備えるなど、究極のハイスペックマシンだ。
●Macも選択肢に入れよう
Windows PCではなくMacを選ぶという選択肢もある。オシャレでスマートな筐体デザインはもちろん、直感的な操作性や洗練されたグラフィックなど魅力がいっぱいだ。最新の「iMac MA876J/A」は独自の統合ソフト「iLife’08」を備え、操作画面やビデオや写真の編集、作曲などが簡単にできる。最新OSの「Leopard」はMac上でWindowsを動作できる「Boot Camp」を備えているので、これまでWindowsしか使ったことがない人でも安心だ。Macも含めた幅広い視野でPC選びをしよう。
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=本記事は2007年11月時点の内容です。最新の内容の記事はこちら=
●家の中で持ち運びOK! モニタ一体型のコンパクトモデル
デスクトップPCの主流は、液晶モニタと本体がひとつになった一体型。これまで一体型はモニタが大画面でAV機能に重点をおいたモデルが多かったが、最近は板のような薄型ボディでノートPC並みにコンパクトなモデルが登場している。これらのモデルの多くは持ち運び用のハンドルがついて無線LANに対応し、家の中のさまざまな場所で使うことができるのが大きな特徴。省スペース性と高機能というノートPCの長所とデスクトップPCの長所の両方をもっている。代表的な機種に、奥行きがわずか162.9mmのNEC「VALUESTAR N VN570/KG」や折りたたみ式のキーボードを備えたソニー「VAIO type L VGC-LJ50DB/W」がある。
●プライベートルームにピッタリの一体型
一方、従来と同様の大画面液晶を備えた一体型も人気が高い。デジタルチューナーを搭載し、AV機能が充実したモデルが多いのが特徴だ。プライベートルームに置いて、PC兼2台目のテレビにするといった使い方ができる。富士通「FMV-DESKPOWER LX FMVLX70XD」は地上デジタルチューナーを搭載し、20.1型ワイドの大画面モニタを搭載。パーソナルテレビとしての機能も充実している。NECの「VALUESTAR S VS570/SJ」も一体型の地デジPCで、約2秒の起動でテレビが観られるなど使いやすさにこだわった設計が特徴。
●テレビに接続してインターネットをリビングで楽しむ
インターネットで動画配信サイトを楽しんだり、デジタル写真を見たり……。PCならではのエンターテインメントコンテンツは魅力的だが、PCのモニタでしか楽しむことができないのが難点だ。最新のデスクトップPCにはHDMI端子でテレビと接続してモニタとして使い、映像やインターネットを大画面で楽しむことができる機種がある。
代表的なモデルがシャープの「インターネットAQUOS PC-AX120V」で、同社の液晶テレビ「AQUOS」と組合わせて使用する。文字入力に対応するタッチパッド付きのリモコンを備え、AV家電感覚で操作できるのが特徴だ。同じコンセプトのソニー「TP1 VGX-TP1DTV」は、おひつ型のユニークなデザインでリビングのインテリアにマッチする。
●ハイスペックにこだわって選ぶ
デスクトップPCはノートPCと比べるとコストパフォーマンスが高く、同じ値段同士の機種を比べるとスペック面ですぐれていることが多い。動画編集や3Dゲームなど処理能力が必要となる作業をするなら、デスクトップPCを選ぼう。
例えばNECの「VALUESTAR W VW790/KG」はデュアルコアCPUを搭載し、次世代DVD「ブルーレイディスク」対応のドライブを備え、ハイビジョン画質の映像ソフトを視聴できる。内部の冷却に水冷システムを採用した静音設計で、動作音も気にならない。まさに上質なAV機能を追求したハイスペックモデルといえる。またソニーの「VAIO type R master VGC-RM73UDL4」は、先進のCore 2 Quadプロセッサを搭載したAV製作・編集のための高機能モデルで、デジタルビデオカメラなどで撮影したハイビジョン映像を快適に編集できる。モニタは24型ワイド、ブルーレイディスク対応ドライブを備えるなど、究極のハイスペックマシンだ。
●Macも選択肢に入れよう
Windows PCではなくMacを選ぶという選択肢もある。オシャレでスマートな筐体デザインはもちろん、直感的な操作性や洗練されたグラフィックなど魅力がいっぱいだ。最新の「iMac MA876J/A」は独自の統合ソフト「iLife’08」を備え、操作画面やビデオや写真の編集、作曲などが簡単にできる。最新OSの「Leopard」はMac上でWindowsを動作できる「Boot Camp」を備えているので、これまでWindowsしか使ったことがない人でも安心だ。Macも含めた幅広い視野でPC選びをしよう。
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