YouTube、歌あり踊りありDJありコスプレありの2周年記念パーティーは大盛況
チェンCTOは冒頭挨拶で日本語を披露し、YouTube創業した2年前から現在までの軌跡を説明。「2年前の05年1月、友達とのパーティーで、撮影したビデオを共有する術がないことに気付いたのがきっかけ」と創業秘話を明かし、「05年12月の正式オープン時では、1日に300万回ビデオが再生され、今では1日に数億回再生され、数10万種類の新しい動画がアップされている。1分間で7時間分の動画がアップさせており、全ての動画を視聴するのは不可能」と急成長していることを強調した。
また、「エンタメ(楽しむ)サイトの枠を超え、政治やNPOでも活用されたり、YouTube経由で新しいコミュニティが形成されたりしている」とブレア前英国首相のビデオや人気ビデオ「Free Hug」などを題材に話し、社会貢献活動にも寄与していることを説明した。
「2年前にはこのような規模に成長するとは想像できなかった。これも全てユーザーのおかげ。感謝したい」と挨拶を終えた。スピーチ後も、チェンCTOは会場に残り多くのユーザーと懇談しイベントを楽しんだ。
また、日本におけるプロモーション活動を2施策発表。学習院、慶応義塾、成蹊、立教の4大学の「ミスキャンパスコンテスト」と「ミスターキャンペスコンテスト」とタイアップした「PVグランプリ」を開催すると発表した。
コンテストの参加者が登場するプロモーションビデオ(PV)を、友人や知人に依頼して制作する。ビデオはキャンペーンサイトにアップロードして、各学園祭の当日にグランプリ作品を発表する。グランプリにはデジタルカメラ「CASIO EXILIM Z77」、製作者には「CASIO EXILIM V8」を贈呈する。会場には各大学の「ミスキャンパス」候補者が訪れ、会場に華を添えた。
2点目は、「感動キャプチャープロジェクト」と題しスペシャルカー「YouTube Movin'Box」が日本各地のスポーツイベントやレジャー施設などに出向き、感動の「瞬間」を撮影するために専任スタッフ「感動キャプチャーズ」が支援する。
このほか、イベントではデジタルハリウッドの杉山知之・取締役学校長兼学長が登場し「Super YouTuberへの道」と題して講演した。「テーマが大事」や「外国人にも受けるネーミング」など、ポイントごとに適した動画を紹介しながら持論を展開した。
歌や踊りDJにダンスとさまざまなパフォーマンスが飛び出し、中にはコスプレブロガーも登場するなど、終始にぎやかな雰囲気で会場は盛り上がった。
YouTube=http://jp.youtube.com/