最狂最悪の記者発表突撃フォトレポート、会場に「暴君ハバネロ」本人の姿も

ニュース

2007/10/18 01:30

 10月16日、都内某所で東ハト(小森和輝社長)の激辛ポテトスナック「暴君ハバネロ」の新商品発表会が催された。しかもマスコミ向けに送られた招待状は、「暴君ハバネロ」のキャラクター「暴君ハバネロ」からのもの。意を決して会場に乗り込んだ。


 会場は都内の雑居ビル地下1階にある、とあるバー。小雨が降りしきる寒い夕方、会場まで到着すると赤いフードをかぶった「魔女」が立ち、「お入り」としゃがれた声で迎えてくれた。足元が見えないほど薄暗い階段を下って店内に入ると、そこはまるでお化け屋敷のような異様な雰囲気。ろうそくの明かりだけの薄暗い店内を、「暴君ハバネロの下僕」たちが、来場者に「暴君ハバネロ」の新商品をふるまっていた。



 この日、発表されたのはポテトスナック菓子「暴君ハバネロ」シリーズの最新作、「超暴君ハバネロ 辛さ2.0倍」「大魔王ジョロキア」と、サントリー(佐治信忠社長)とのコラボレーション製品「暴君ハバネロ」ブランド缶入りスープ飲料「暴君ハバネロの旨スープ」の3品。


 新製品をふるまわれるのはいいのだが、会場内には一切水がなく、来場者たちは必死に辛さに耐えていた。また、「暴君ハバネロの旨スープ」とともに、サンドイッチやおにぎりも用意してあったが、「4個に1個の割合で辛いものが入っている」といい、なかなか手が伸びない。熱いスープや、辛い「ハバネロ」「ジョロキア」を必死の思いで「完食」しようと頑張っていると、黒いメイド服を着た「暴君ハバネロの下僕」がやってきて「食べなっ! 早くしなっ!」と暴言を吐きまくっていた。



 「暴君ハバネロ」シリーズは、激辛トウガラシ「ハバネロ」などを使ったポテトスナック菓子のシリーズで、刺激的な味と、暴言を吐く個性的なキャラクター「暴君ハバネロ」などで話題になっている。


 「超暴君ハバネロ 辛さ2.0倍」は、既存の「暴君ハバネロ」と比べ、2倍の量のハバネロピューレを練り込み、辛さを増した。味の主体はブラックペッパーのスパイスが効いた深みのあるコンソメ味。食べ進めるごとに舌の上に蓄積していくブラックペッパーの辛さと、ハバネロの相乗効果で、後をひく強烈な刺激をかもし出す。



 一方「大魔王ジョロキア」は、07年2月にギネスブックで世界一辛いトウガラシとして認定された「Bhut Jolokia(バフット・ジョロキア)」を使用したポテトスナック。「バフット・ジョロキア」はインド原産のトウガラシで、トウガラシの辛さを示すスコヴィル値はハバネロの約2倍ほど。


 このジョロキアのペーストを生地に練り込み、酸味のあるチリソース味をベースにして仕上げた。隠し味としてレモングラスの風味を加えた。なお、「Bhut Jolokia」は現地語で「幽霊のトウガラシ」という意味があるという。


 「暴君ハバネロの旨スープ」は、トマトやオニオン、チキンなどをじっくり煮込んだジューシーなスープに「ハバネロ」の辛さをトッピングしたスープ。比較的辛さは抑え目だ。


 「超暴君ハバネロ 辛さ2.0倍」「大魔王ジョロキア」は10月29日に、「暴君ハバネロの旨スープ」は11月6日に発売する。価格は「超暴君ハバネロ 辛さ2.0倍」「大魔王ジョロキア」が100円前後、「暴君ハバネロの旨スープ」は120円。



 


東ハト=http://www.tohato.jp/
「暴君ハバネロ」=http://tohato.jp/products/habanero/

■関連記事
東ハト、超難関の「暴大入試」を実施すると発表、合格すれば幻の校歌が……