マイクロソフト、マルチメディア百科事典ソフトの最新版、11月16日に発売

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2007/10/17 10:14

 マイクロソフトは10月16日、マルチメディア百科事典ソフト「エンカルタ」シリーズの最新版「Microsoft エンカルタ 総合大百科 2008」を11月16日に発売すると発表した。税別価格は、CD-ROM/DVD-ROM版がそれぞれ1万2800円、CD-ROM/DVD-ROMのアカデミックパックが各9800円、特別優待アップグレード版が5800円。

 「エンカルタ 総合大百科 2008」は、現行の「エンカルタ 総合大百科 2007(2007版)」の収録コンテンツに約3700項目を追加・改訂したもの。百科事典約30冊分のわかりやすい解説や180万の地名情報を網羅したデジタル地球儀など、2万5000点を超えるマルチメディア・コンテンツを収録。解説本文中のリンクをたどって次々と関連項目へジャンプできる。

 「ダイナミック地球儀」は、180万の地名を収録した地球儀をマウスで自由に回転、拡大・縮小が可能。地図を360種類以上の統計データで色分け表示したり、気候地図や人口密度地図など19種類の世界地図と月面図を切り替えて表示することもでき、世界各国の基本情報を簡単に調べられる。

 「3Dバーチャル・ツアー」は、古代ギリシャのアクロポリスや古代エジプトのアブシンベル大神殿など、現存しない歴史的建造物などを3Dグラフィックスで再現。「2Dバーチャル・ツアー/パノラマビュー」は、360度のパノラマ映像を映し出し、イースター島のモアイ像やサハラ砂漠、ルーブル美術館など、まるでその場にいるかのような臨場感を味わえる。「体験メディア」は、マウスを使って昆虫の体や恐竜の骨を組み立てるなど、実際には体験できないようなことを疑似体験できる。

 低・中学年の小学生向け百科事典「エンカルタ・キッズ百科」も別途収録する。親しみやすい画面とふりがな付きのやさしい解説、豊富なパズルゲームで楽しく学べる。また、「エンカルタ 総合大百科 2008」の本文にも、ワンタッチでふりがなを表示できる。

 このほか、インターネットを通じたコンテンツの無料アップデート機能で、常に最新の情報を毎月提供する。対象期間は08年12月まで。さらに特典として、インターネット上でエンカルタのすべての項目と、ほとんどのメディアを閲覧できる「MSN エンカルタ 百科事典」も08年12月まで無料で利用できる。

 なお、「エンカルタ 総合大百科 2008」の発売前日までに2007版を購入したユーザーには、手数料と送料のみの特別価格で新バージョンを提供するキャンペーンを行う。申込受付期間は10月16日から11月15日まで。また、2007版以前のユーザーには、優待キャッシュバックを実施する。申込受付期間は11月16日から08年12月31日まで。

マイクロソフト=http://www.microsoft.com/japan/
「Microsoft エンカルタ 総合大百科 2008」=http://www.microsoft.com/japan/encarta/


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