HTC Nippon（HTC、ジェニファー・チャン社長）は10月15日、HSDPAに対応するスマートフォン端末「HTC Advantage X7501」と「HTC P3600」を10月25日に発売すると発表した。価格は「HTC Advantage X7501」が11万9800円、「HTC P3600」が6万9800円。

　いずれも、3G（W-CDMA）とGSMの2方式に対応したSIMロックフリー端末で、別途、通信事業者のSIMカードを用意すれば、国内だけではなく、海外でも通信できる。通信機能として、IEEE802.11b／準拠の無線LANやBluetooth機能も搭載し、無線LANによるインターネット接続も可能。

　「HTC Advantage X7501」は、文庫本サイズのコンパクトなきょう体に、8GBのHDDを搭載。さらに、5インチのタッチパネル対応液晶ディスプレイと着脱可能なキーボードを装備し、ノートPCのように入力できるほか、キーボードを取り外せば、タッチパネルでアイコン操作や手書き入力ができる。OSはWindows Mobile 6 Professionalを搭載し、リアルタイムなメールの送受信を行えるDirect Pushテクノロジーに対応する。

　このほか、GPS機能や8倍のデジタルズームが可能な300万画素のCMOSカメラ、miniSDカードスロット、miniUSBポートなどを装備する。液晶ディスプレイの解像度は480×640ドットのVGA。サイズは幅133.1mm×高さ97.7mm×厚さ16mm、重さは約350g。

　一方、「HTC P3600」は、約2.8インチのタッチパネル対応液晶ディスプレイを備え、オフィスアプリケーションやマルチメディア機能を搭載したPDAタイプのスマートフォン。GPS機能を搭載し、ナビゲーション端末としても利用できる。200万画素のCMOSカメラやminiSDカードスロット、miniUSBポートなども備える。OSは、Windows Mobile 5.0 Pocket PC Phone edition。サイズは幅108mm×高さ58.2mm×厚さ18.4mm、重さは約150g。カラーはホワイトとブラックの2色。

HTC Nippon＝http://japan.htc.com/


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