エレコム、データを自動的に暗号化して保存するUSBメモリ

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2007/10/10 14:11

 エレコムは10月9日、暗号化方式「AES128bit」を使ってデータを自動的に暗号化して保存できるUSBメモリ「MF-EU2シリーズ」を、10月中旬から順次発売すると発表した。

 一般に使用されている暗号化方式では最強クラスの「AES128bit」を採用した高いセキュリティ機能を手軽に利用できるのが特徴。ソフトのインストール作業は不要で、あらかじめUSBメモリ上に用意されたセキュリティソフトにパスワードを設定し、本体をUSBポートに接続して起動後にメイン画面でパスワードを入力するだけで、自動的にAES128bitで暗号化した状態でデータを保存する。

 内部のハードウェア機能により、すべてのデータを自動的に暗号化したうえでUSBメモリ上に保存するため、紛失や盗難にあってもデータ漏えいの心配がなく、ソフトによるパスワード認証によって、ログインするまではデータにアクセスすることもできない。セキュリティソフトは、Windows Vista/XP/2000の「ユーザー権限」でも使用でき、企業での使用にも対応する。

 USBコネクタ部分は、キャップ不要のスライド収納方式を採用。ストラップを装着できるストラップホールも装備した。コネクタ収納時のサイズは幅68×奥行き20×高さ9mm、重さは約10g。

 ラインアップは1GB、2GB、4GB、8GBの4タイプで、8GBタイプのみ受注生産で販売する。価格はオープン。実勢価格は、1GBが4980円前後、2GBが5980円前後、4GBが1万2800円前後の見込み。

エレコム=http://www.elecom.co.jp/


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