ウィルコムなど、オフィスの電話とPHS間を内線化して料金定額に
「W-VPN」は、対応のPHS電話機に内線番号が付与され、ウィルコムのサービスエリア内なら内線番号での発着信が可能。オフィスのPBXとウィルコムのネットワークを専用回線(BRI)でダイレクトに接続することで、日本全国が内線エリアとなり、オフィスの電話とウィルコムのPHS電話機の音声通話を定額料金で利用できるようになる。大掛かりな工事や設備は不要。対応電話機は「WX220J-Z」で、今後、順次対応機種を拡大する予定。
利用にあたっては、あらかじめ「ウィルコム定額プラン」もしくは「ウィルコムビジネスタイム定額トリプルプラン」に加入したうえで、専用回線(BRI)の契約を結び、電話機側の内線オプションの登録を行う。利用料は、BRIの初期設置費用が1回線につき1万500円、月額費用が1回線につき5250円。「W-VPN」内線オプションの初期登録費用が1回線につき1050円、月額料金が1回線につき315円。
今後、PBXや関連機器のメーカー・ベンダー各社と連携して「W-VPN」を提供することで、オフィスの電話とウィルコムのPHS網を融合させたFPC(Fixed-PHS Convergence)を実現し、リーズナブルな価格でソリューションサービスを提供する。
なお、ウィルコムでは、12月31日までにサービスの申し込みを行い、08年3月31日までに契約したユーザーを対象に、「専用回線初期設置費用」「内線オプション初期登録費用」を無料にする「W-VPN」スタートキャンペーンを実施する。
ウィルコム=http://www.willcom-inc.com/
ウィルコム沖縄=http://www.willcom-inc.com/ja/okinawa/
「W-VPN」=http://www.willcom-inc.com/ja/biz/service/wvpn/index.html