東芝、4GBメモリ内蔵でSD対応の携帯オーディオ、ワンセグ受信もトギレナイ
記録媒体にフラッシュメモリを採用したのは「gigabeat V」シリーズでは初めて。本体に4GBのフラッシュメモリを内蔵するほか、SD、SDHCカードに対応するメモリカードスロットも新たに搭載。本体で録画した番組をメモリカードに移動させることもできる。重さは約168gで、前モデルと比べて3分の2に軽量化した。ターゲットは「20-50代男性のライトユーザーを想定」(東芝広報)している。
また、独自に開発したワンセグ映像補正技術「トギレナイザー」を搭載。電波の受信状態が悪い環境でも受信データを補完処理して、ワンセグ映像を途切れにくくする。ワンセグのほか、デジタルカメラで撮影した写真なども表示可能で、フォトビューアとして使うこともできる。「Windows Media DRM」にも対応し、音楽・動画配信サイトで購入した音楽・動画データも転送して再生できるほか、Windows Media DRM10に対応する音楽や動画の定額制配信サービスも利用できる。再生可能なファイルは、音楽がWMA、WMA 9 Lossless、MP3、WAV、動画がWMV、静止画がJPEG。
ディスプレイには3.5型QVGA液晶を搭載。片手でも長時間持ちやすい「ワンハンドグリップ」を採用し、操作しやすくした。バッテリーは大容量タイプで、ワンセグ視聴は約10時間、動画再生で約13時間、音楽再生で約40時間の連続使用ができる。サイズは幅115×高さ75×奥行き14.2mm。カラーはブラック、ダークネイビー、シャンパンゴールド。
なお、ピクセラが運営する配信サイト「ListenBook」で「音で読む本」として注目されているオーディオブック1作品をダウンロードできるフリークーポンも同梱する。有効期限は08年8月31日まで。
東芝=http://www.toshiba.co.jp/
「gigabeat」=http://www.gigabeat.net/mobileav/audio/
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