ブラザー、複合プリンタ「MyMio」のラインアップ一新、「業界初」モデルも
全モデルに印刷とコピー、スキャナおよびフォトメディアキャプチャー機能を搭載。7機種にはFAX機能も備えた。前シリーズに比べ、ワイドビュー液晶モニタ搭載モデルを3機種から7機種に拡充。USBフラッシュメモリを接続できるインターフェイスを全機種に内蔵した。
エントリーモデル「DCP-155C」以外は、写真印刷の時の自動色補正機能を備え、印刷速度は1分でモノクロ30枚、カラー25枚を実現する。「マイミーオシリーズ」の特徴である軽量・薄型のコンパクトなデザインを新シリーズでも引き継いだ。
家庭向けの最上位モデル「MFC-870CDWN」は、全機種に備える4機能に加えFAXとPC経由のFAX機能、有線・無線LANのネットワーク接続機能を搭載。4.2インチワイドビュー液晶モニタを内蔵する。デジタル子機2台も付属し、同社によれば日本国内のFAX機能付き複合プリンタで、無線LANとデジタル子機を兼ね備えたモデルは初めてという。価格はオープンで、実勢価格は4万7000前後の見込み。発売は10月16日。
このほかのラインアップは、「MFC-870CDWN」の子機1台モデル「MFC-870CDN」(実勢価格見込みは4万円前後)、「MFC-870CDWN」から有線および無線LAN機能を省き、3.3インチワイドビューモニタを搭載した子機2台モデル「MFC-650CDW」(同3万7000円前後)と、子機1台モデル「MFC-650CD」(同3万円前後)。
一方、法人利用に適したモデルは4機種ラインアップ。家庭向け最上位「MFC-870CDWN」にADF機能を加えた子機2台モデル「MFC-880CDWN」(同5万2000円前後)と、子機1台モデル「MFC-880CDN」(同4万5000円前後)。「MFC-880CDW」の3.3インチワイドビュー液晶モデル「MFC-480CN」(同2万5000前後)。家庭と法人のどちらにも適したシンプル構成のエントリーモデルは、「DCP-350C」(同1万5000円前後)と「DCP-155C」(同1万3000円前後)の2機種を用意した。
また、新ラインアップの発表にあわせ、インクジェット複合プリンタ専用の純正消耗品ブランド「イノベラ」も発表。インクや写真光沢紙を「イノベラ」ブランドで今後販売する。
ブラザー工業=http://www.brother.co.jp/
「マイミーオシリーズ」=http://www.brother.co.jp/product/mymio/index.htm
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