シャープ、VHSのように簡単に操作できるBDレコーダー、HDD搭載モデルも
シャープは9月26日、デジタル放送を簡単に録画できるブルーレイディスク(BD)対応レコーダー「BD?AV10」「BD?AV1」シリーズを発売すると発表した。
「BD?AV1」「BD?AV10」は、書き換え型のBDディスク「BD?RE(Ver.2.1)」に録画できるHDD非内蔵のBDレコーダー。地上・BS・110度CSデジタルチューナーを搭載し、市販のBDビデオやDVDビデオの再生に加え、デジタル放送の番組をハイビジョン画質のまま、BD-REに手軽に録画できる。
VHSビデオのような簡単操作を目指し、ワンボタンで簡単に録画、再生、予約ができる「らくらく一発操作」や、トレイにセットしたBDディスクの残量がひと目でわかる「ディスクメーター」を採用。同社製液晶テレビやサラウンドシステムなど、対応機器と接続すればリモコン1つで連携操作が可能な「AQUOSファミリンク」にも対応しており、よく使うボタンのみ表面に配置した「シンプルファミリモコン」が付属する。
上位モデル「BD?AV10」は、2層50GBと1層25GBのBD-REに録画可能。カラーはブラック、ホワイト、レッド、シルバーの4色。一方「BD?AV1」は、1層25GBのBD-REのみ使用できる。カラーはブラック、ホワイト、レッドの3色。録画時間は、地上デジタル放送をHD録画した場合(約17Mbps)で1層25GBのBD-REが約3時間、2層50GBのBD-REは約6時間。
また同じく「AQUOSブルーレイ」の愛称を持つBDレコーダーとして、「AQUOSファミリンク」に対応し、大容量HDDとデジタルチューナーを搭載した「BD?HDW20」「BD?HDW15」の2機種を12月1日に発売すると発表した。
2機種とも、内蔵HDDにデジタル放送をハイビジョン画質で録画できる。BDの再生・録画にも対応し、内蔵HDDに録画した番組を、BD-RやBD-REに最大約5倍速でダビング(ムーブ)することも可能。HDD容量は「BD?HDW20」が1TB、「BD?HDW15」は500GBで、内蔵HDDの録画可能時間は地上デジタル放送をHD録画した場合で1TBモデルは約127時間、500GBモデルは約63時間。
デジタルチューナーは、地上・BS・110度CSデジタルを各2基ずつ搭載。録画可能なディスクはBD-RE(1層・2層)、BD-R(1層・2層)、DVD-RW/-R、DVD-R DL、再生可能なディスクはそれらに加えてBDビデオ、DVDビデオ、DVD-RAM、DVD+RW/+R、音楽CDなど。
全機種共通の特徴として、BDソフトに記録されたディテール感を再現する「アクオス画像エンジン」や、HDMI端子から高品位な信号を出力する「コモンモードフィルター」などの高画質化技術を搭載。BDビデオの映画ソフトを映画フィルムのテイストで視聴できる「1080/24p映像出力」にも対応する。
価格はすべてオープン。実勢価格は、BDレコーダー「BD?AV10」シリーズが12万円前後、「BD?AV1」シリーズが10万円前後、HDD内蔵BDレコーダー「BD?HDW20」が30万円前後、「BD?HDW15」は20万円前後の見込み。
会見で寺川雅嗣・取締役 AV・大型液晶事業統轄兼AVシステム事業本部長は今回の「BD?AV」シリーズについて、「DVDメディアの(規格の)乱立がユーザーの混乱を招いた。録画にはビデオのように繰り返して使えるBD-REのみを選択した」と述べ、「まだビデオを使っている世帯を取り込んでいき、2011年までにすべてのアナログビデオを『AQUOSブルーレイ』に変えていく」と熱意を語った。
シャープ=http://www.sharp.co.jp/
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VHSビデオのような簡単操作を目指し、ワンボタンで簡単に録画、再生、予約ができる「らくらく一発操作」や、トレイにセットしたBDディスクの残量がひと目でわかる「ディスクメーター」を採用。同社製液晶テレビやサラウンドシステムなど、対応機器と接続すればリモコン1つで連携操作が可能な「AQUOSファミリンク」にも対応しており、よく使うボタンのみ表面に配置した「シンプルファミリモコン」が付属する。
上位モデル「BD?AV10」は、2層50GBと1層25GBのBD-REに録画可能。カラーはブラック、ホワイト、レッド、シルバーの4色。一方「BD?AV1」は、1層25GBのBD-REのみ使用できる。カラーはブラック、ホワイト、レッドの3色。録画時間は、地上デジタル放送をHD録画した場合(約17Mbps)で1層25GBのBD-REが約3時間、2層50GBのBD-REは約6時間。
また同じく「AQUOSブルーレイ」の愛称を持つBDレコーダーとして、「AQUOSファミリンク」に対応し、大容量HDDとデジタルチューナーを搭載した「BD?HDW20」「BD?HDW15」の2機種を12月1日に発売すると発表した。
2機種とも、内蔵HDDにデジタル放送をハイビジョン画質で録画できる。BDの再生・録画にも対応し、内蔵HDDに録画した番組を、BD-RやBD-REに最大約5倍速でダビング(ムーブ)することも可能。HDD容量は「BD?HDW20」が1TB、「BD?HDW15」は500GBで、内蔵HDDの録画可能時間は地上デジタル放送をHD録画した場合で1TBモデルは約127時間、500GBモデルは約63時間。
デジタルチューナーは、地上・BS・110度CSデジタルを各2基ずつ搭載。録画可能なディスクはBD-RE(1層・2層)、BD-R(1層・2層)、DVD-RW/-R、DVD-R DL、再生可能なディスクはそれらに加えてBDビデオ、DVDビデオ、DVD-RAM、DVD+RW/+R、音楽CDなど。
全機種共通の特徴として、BDソフトに記録されたディテール感を再現する「アクオス画像エンジン」や、HDMI端子から高品位な信号を出力する「コモンモードフィルター」などの高画質化技術を搭載。BDビデオの映画ソフトを映画フィルムのテイストで視聴できる「1080/24p映像出力」にも対応する。
価格はすべてオープン。実勢価格は、BDレコーダー「BD?AV10」シリーズが12万円前後、「BD?AV1」シリーズが10万円前後、HDD内蔵BDレコーダー「BD?HDW20」が30万円前後、「BD?HDW15」は20万円前後の見込み。
会見で寺川雅嗣・取締役 AV・大型液晶事業統轄兼AVシステム事業本部長は今回の「BD?AV」シリーズについて、「DVDメディアの(規格の)乱立がユーザーの混乱を招いた。録画にはビデオのように繰り返して使えるBD-REのみを選択した」と述べ、「まだビデオを使っている世帯を取り込んでいき、2011年までにすべてのアナログビデオを『AQUOSブルーレイ』に変えていく」と熱意を語った。
シャープ=http://www.sharp.co.jp/
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