ビックカメラ、ベスト電器の第三者割当増資を引き受け筆頭株主に、業務提携も
ビックカメラ(宮嶋宏幸社長)とベスト電器(有薗憲一社長)は9月20日、ベスト電器がビックカメラを引き受け先とする第三者割当増資を実施することで合意したと発表した。
ベスト電器は842万7000株の普通株式を新たに発行。手取概算で56億7800万円を調達する。これによりビックカメラはベスト電器の発行済み株式の9.33%、議決権ベースで9.9%を有する筆頭株主になる。今回の第三者割当増資でベスト電器は、子会社のさくらやの借入金の返済に調達資金の全額を充当、同社の再建を加速し、事業基盤の強化を行いたい考え。
また、修理センターや物流網の相互利用、人材交流、オリジナル商品の共同開発などの業務面でも提携を結ぶ。このほか、ベスト電器が保有する海外ネットワークとノウハウを共有するとともに、ビックカメラの得意分野のノウハウを活かした品揃え、売り場作りの強化も行う。
ビックカメラ=http://www.biccamera.com/
ベスト電器=http://www.bestdenki.ne.jp/
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