アロシステム、顧客情報の一部が流出したと発表、請負業者の元社員から
アロシステム(大野三規社長)と同社子会社のエムヴィケー(大野三規社長)は9月14日、顧客の個人情報の一部がインターネット上に流出したと発表した。同社では9月12日に、顧客の個人情報を含む業務関連ファイルが、ファイル共有ソフトのネットワークに流出したとの情報を入手。確認作業を続けていたが、流出の事実を確認したもの。
当該のデータは03年6月-05年4月の顧客情報の一部。テクニカルサポートのコールセンターを委託している請負業者の元社員から流出した可能性が高いとして現在、流出経路の詳細について調査している。なお、当該の業者については、既に1月、委託契約を解除しているという。
流出した顧客情報が不正に使用された事実は現在のところ確認できていない。流出した情報の内容については、流出経路とともに現在調査中だが、顧客名、郵便番号・住所、電話番号、FAX番号、メールアドレス、会社名が流出した可能性が高いという。
同社では当該顧客に対し、近く「お詫びメール」を送り事情を説明。また、被害発生時の連絡先も案内するとしている。
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