オリンパス、HDD内蔵ラジオレコーダーに歴史教科書の音声データを収録
3月に発売した「ラジオサーバー VJ-10」に、文部科学省検定済教科書を朗読した音声データ「《三省堂 聞く教科書シリーズ》 高等学校日本史・世界史」をあらかじめ収録したモデル。「VJ-10」と同様、FM/AMラジオ受信機本体に37GBのHDDを搭載しており、収録済みの歴史以外にも、英語などの語学学習に利用したり、ラジオ番組を録音して楽しむこともできる。
「高等学校日本史・世界史」は、日本史・世界史とも、古代/中世/近世/近代/現代/戦後の時代ごとに6つの編に分かれており、日本史は合計約12時間48分、世界史は合計約14時間23分の音声データを収録。デジタルデータなので、時代順だけでなく、聞きたい部分を検索して聞くこともできる。
記録方式はWMA(Windows Media Audio)フォーマットを採用し、長時間モードでは最大約2500時間、標準モードでは最大約1250時間、高音質モードでは最大約625時間の録音が可能。20件の番組予約と20局のラジオ局の登録も行える。再生方式はWMAとMP3に対応し、PCでダウンロードしたポッドキャスト番組や、CDから取り込んだコンテンツなどの一括管理が行える。また、オリンパス製ICレコーダーを本体に直接差し込めば、ケーブルを使わずにデータを転送できる。
3.9型モノクロ液晶ディスプレイには、放送局名や周波数、時刻表示、音楽再生時の曲名・アーティスト名を表示できる。このほか、時計自動補正機能、録音日時や放送局などによる録音ファイル検索、早聞き・遅聞き再生機能なども搭載する。さらに、付属のオーディオケーブルを使えば、アナログの音声データをデジタルデータに変換・収録することも可能。
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