富士通、リビングPC「TEO」や「DESKPOWER」に新モデル、BDドライブ搭載機も

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2007/09/04 19:15

 富士通は9月3日、テレビにHDMIケーブル1本で接続できるリビングPC「FMV-TEO(テオ)」とデスクトップPC「FMV-DESKPOWER」の新モデルを発表した。価格はすべてオープンで、計4シリーズ10機種を9月6日から順次発売する。


 「FMV-TEO」は3機種をラインアップし、最上位モデル「TEO90X/D」は地上・BS・110度CSデジタルチューナーとBlu-ray Disc(BD)ドライブを搭載する。市販のBDソフトを再生できるほか、録画したデジタル放送の番組を、ハイビジョン画質のまま移動(ムーブ)・ダビングが可能。移動・ダビングした番組をBDディスク上で簡易編集できる「BD-MovieAlbum」や、ハイビジョン対応ビデオカメラで録画した映像を簡易編集できるソフト「HD Writer」も付属する。

 また、本体カラーを、従来のホワイト系から高級感のある「シルバー&ブラック」に変更。画像出力は、フルHDテレビの解像度「1920×1080ドット」や「1280×720ドット」に加え、通常のハイビジョン対応テレビの解像度「1360×768ドット」にも新たに対応した。実勢価格は、BDドライブ搭載の「TEO90X/D」が26万円強、BDドライブ非搭載の「TEO70X/D」が18万円前後、BDドライブ・テレビチューナー非搭載の「TEO50X」が13万円前後の見込み。

 一方、デスクトップPC「FMV-DESKPOWER」は計7機種をラインアップする。20.1型ワイドか17型の液晶ディスプレイを搭載する一体型PC「LXシリーズ」が4機種、コンパクトな液晶一体型PC「EKシリーズ」が1機種、分離型「CEシリーズ」が2機種。

 「LXシリーズ」は、テレビチューナーを地上デジタル放送のみに絞った低価格モデルを追加し、バリエーションを拡充。また、テレビチューナー非搭載の「LX40X」を除く3機種に、録画予約の傾向からユーザーの好みに合ったテレビ番組を知らせる「おすすめ番組」機能を搭載した。テレビのように、画面と音をワンタッチで消すことができるボタンも装備する。

 実勢価格は、ディスプレイに20.1型ワイド液晶を採用し、地上・BS・110度CSデジタルチューナーを搭載する最上位モデル「LX70X/D」が26万円前後、地上デジタル・地上アナログチューナー搭載の「LX55X/D」が24万円前後、地上デジタルチューナー搭載の「LX50X/D」が22万円前後、テレビチューナー非搭載の「LX40X」が19万円前後の見込み。「EKシリーズ」の「EK30X」は14万円前後、「CEシリーズ」は17万円強-20万円前後の見込み。

 同時に、直販サイト「WEB MART」で販売している「FMVカスタムメイドモデル」のラインアップも一新し、9月3日から受注を開始した。直販サイトではCPUなど仕様をカスタマイズ可能で、「FMV-TEO」は本体色を、同サイト限定の「アラバスターホワイト」に変更することもできる。

富士通=http://pr.fujitsu.com/jp/
「WEB MART」=http://www.fujitsu-webmart.com/


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