バンダイとバッファロー、PCを子ども専用に変身させるUSB機器
PCのUSBポートに挿し込むだけでむだけで自動的にアカウントが子ども専用の「キッズモード」に切り替わり、有害サイトへのアクセスをブロックしたり、使用できるソフト・ファイルを制限。「ぱそこんキッズキー」を引き抜くと自動的にログアウトし、保護者のアカウントログイン画面に戻る。子どもたちが安心してインターネットを使えるよう、初期設定のWebブラウザを子ども専用ポータルサイト「Yahoo!きっず」に設定。有害サイトへの接続を防ぐため、ブラウザにはURLが入力できないようになっている。
このほか、使えるソフトやファイル、1日のうちに使用できる時間を制限することも可能で、子どもが間違えて保護者のファイルを削除してしまったり、PCの長時間使用などを防ぐことができる。また、プリンタの使用制限や、接続サイト履歴の確認機能なども盛り込んだ。
子どもがPCを楽しめる機能として、ミッキーや仲間たちが登場するオープニングムービー、ムービー終了後に表示する「一言メッセージ」機能なども搭載。メッセージはログオンの回数や頻度、日付、季節などにより異なり、誕生日などの特別な日にはBGMも流れる。
このほか、小さい子ども向けの「おもちゃ箱モード」も用意し、マウスだけで遊べるフラッシュアイコンを使ったゲームを収録した。対象年齢は6-9歳までで、対応OSはWindows Vista、XP。本体サイズは幅43×高さ88×奥行き10mm。重さは13g。
今回の新製品開発について、バッファローの中島正憲・市場開発本部本部長は「製品企画とデザイン、パッケージなどのアイデアはバンダイさんから頂き、バッファローは技術面をサポートした」と説明。また、今後も両社のコラボレーション製品の開発を検討しており、「(第2弾製品は)必ずしも子ども向けの製品、というわけではなく、バンダイの面白さと、バッファローの実用性を融合した製品を作り出していきたい」とし、更なる協業の可能性を示唆した。
バンダイ=http://www.bandai.co.jp/
バッファロー=http://buffalo.jp/
「ぱそこんキッズキー」=http://pckids.jp/
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