松下、Bluetoothで音楽を送受信できるSD対応携帯オーディオとHDDコンポ

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2007/08/30 16:26

 松下電器産業は8月29日、SDメモリカードに対応した携帯オーディオプレーヤー「D-snap」シリーズに新たにBluetoothを搭載した上位モデル「SV-SD950N」を追加すると発表した。同時に80GBのHDDを搭載したSDステレオシステム「D-dock SC-SX950」も発表。発売日は2製品とも9月21日で、価格はオープン。実勢価格は「SV-SD950N」が2万5000円前後、「SC-SX950」は7万5000円前後の見込み。

 「D-snap SV-SD950N」は、4月に発売した「SV-SD850N」の上位モデルで、新たに無線通信技術のBluetoothを搭載し、同時に発売するHDD搭載SDコンポ「D-dock SC-SX950」や携帯電話、カーナビなどから音声をワイヤレスで受信できる。反対にBluetooth対応機器に音楽を送信することも可能で、「D-dock」とのドッキング時は、新曲のプレイリストに登録した曲をワンボタンで転送できる。

 電車などの騒音を83%カットする「騒音キラー」機能を搭載するほか、高音質ドライバーユニットの採用で高音質再生を実現した。約90分のフル充電で、最長約60時間の連続再生が可能。本体サイズは幅35.0×高さ90.7×奥行き11.4mm、重さは38g。カラーはシルバーとブラックの2色。

 「D-dock SC-SX950」は、AM・FMチューナーとCDプレーヤー、容量80GBのHDDを搭載したSDミニコンポ。D-snap接続用のドッグを装備し、接続したD-snap内の楽曲再生や本体の充電ができるほか、D-snap内のSDカードに最大16倍速でHDDに保存した曲を転送できる。さらにBluetoothを搭載しており、「D-snap SV-SD950N」や、Bluetooth対応携帯電話の音楽をワイヤレスで楽しめる。

 インターネットに接続している場合は自動で楽曲データベースのGracenoteサーバーにアクセスし、最新のCDのタイトル情報やアーティスト情報などを取得することが可能。またデータベースの一部がHDDに内蔵されており、インターネットに接続しなくても約35万アルバムのタイトル情報が取得できる。

 本体サイズは幅195×高さ161×奥行き334mm、重さは4.0kg。アンプ部の最大出力は18W+18Wの合計36W。スピーカーは2ウェイ2スピーカーシステムバスレフ型で、サイズは幅138×高さ248×奥行き187mm、重さ1.9kg。専用のリモコンが付属する。カラーはシルバーとブラックの2色。

 このほか、「D-dock SC-SX950」に装着することで、D-dock本体やリモコンの操作でiPodの選曲や再生、充電が可能になるiPod用ユニバーサルドック「SH-PD9」も9月21日に発売する。価格はオープンで、実勢価格は5000円前後の見込み。なお音楽の転送には対応していない。接続できるiPodは、第4・5世代iPod、第1・2世代iPod nano、iPod mini。

松下電器産業=http://panasonic.co.jp/
「D-snap SV-SD950N」=http://panasonic.jp/d-audio/sd950/index.html
「D-dock SC-SX950」=http://panasonic.jp/compo/sx950/index.html


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