オリンパス、ポップな色の防水仕様モデルなど、コンパクトデジカメ4機種

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2007/08/23 20:46

 オリンパスイメージング(大久保雅治社長)は8月23日、コンパクトデジタルカメラ「μ・SW(ミュー・ショック&ウォータープルーフ)」シリーズ1機種、「CAMEDIA FE(フレンドリー&イージー)」シリーズ3機種の計4機種を8月30日から順次発売すると発表した。

 「μ・SW」シリーズの「μ 790SW」は、防水・防塵機能と耐衝撃機能を備え、水深3mまでの水中撮影が可能なコンパクトデジタルカメラ。さらにマイナス10度の環境下でも撮影できるため、スキーなどのウィンタースポーツでも使用できる。アウトドア以外でも使えるよう、ポップな色の新デザインを採用。プレミアムシルバー、ピアノブラック、サーフブルー、サンオレンジ、リーフグリーンの5色のカラーバリエーションを取り揃えた。



 有効710万画素のCCDと光学3倍ズームレンズを搭載。独自の新画像処理エンジン「TurePicIII(トゥルーピックスリー)」も搭載し、淡い色も忠実に再現する。このほか、人の顔と背景両方の明るさの調整を行う顔検出機能「フェイス&バックコントロール」も備えた。電源はリチウムイオン充電池で、記録媒体はxD-ピクチャーカードで、約14.7MBの内蔵メモリも搭載する。

 一方、「CAMEDIA FE」シリーズでは、有効800万画素CCDを搭載した「FE-280」、有効1200万画素CCDを搭載した「FE-300」、広角28mmの光学4倍ズームレンズを搭載した有効710万画素の「FE-290」の3モデルをラインアップする。いずれも記録媒体はxD-ピクチャーカードと内蔵メモリ。

 「FE-280」「FE-300」は、ノイズを抑え、被写体をくっきり再現するとともに、輝度・色差信号を個別に調整して淡い色合いまで忠実に再現する画像処理エンジン「TruePicIII」を搭載。光学3倍ズームレンズを装備する。

 顔検出テクノロジー「顔検出AF」「顔検出AE」のほか、人物の笑顔をキャッチして自動シャッターを切る「スマイルショット」も搭載した。暗い場所では「顔検出フラッシュ」が発光量を調整し、綺麗に顔を撮影できる。このほか、手ぶれ・赤目・逆光などの一括補正ができる「かんたん補正」機能を備える。

 「FE-290」は、シリーズで初めて広角28mmのレンズを採用。広大な風景の臨場感を再現し、屋外でも広がりのある撮影ができる。モニタには大型の3.0型液晶を採用し、撮影前に露出補正ボタンを押すと、条件を少しずつ変えたサンプル画像が2または4画面で比較できる。撮影した画像や編集効果も比較でき、モニタ上の表示を選択するだけで好みの撮影と編集が可能。

 価格はすべてオープン。実勢価格は、「μ 790SW」が4万円前後、「FE-280」が2万8000円前後、「FE-300」が4万円前後、「FE-290」が3万円前後の見込み。発売日は「FE-290」のみ9月21日、そのほか3機種は8月30日。

オリンパスイメージング=http://olympus-imaging.jp/
「μ 790SW」
「FE-280」
「FE-300」
「FE-290」


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