キヤノン、光学6倍ズームの1210万画素モデルなどコンパクトデジカメ7機種
「IXY DIGITAL」シリーズは、有効1210万画素CCDの「IXY DIGITAL 2000 IS」、800万画素の「IXY DIGITAL 910 IS」、「PowerShot」シリーズでは有効1210万画素CCDの「PowerShot G9」、800万画素の「PowerShot SX100 IS」、1210万画素の「PowerShot A650 IS」、800万画素の「PowerShot A720 IS」、710万画素の「PowerShot A560」をラインアップした。
全機種に高い階調表現やノイズ低減機能を備える画像処理回路「DIGIC III」、人物の顔を検出し、ピント合わせや適正な露出やストロボ発光を行う顔検出機能「フェイスキャッチテクノロジー」、ISO1600までの高感度撮影でもノイズを低減する「ノイズリダクションテクノロジー」を備えた。「A560」を除く6モデルでは、レンズシフト式手ブレ補正機構を搭載。記録媒体は、SDメモリーカード、SDHC、マルチメディアカードなどに対応する。
「IXY DIGITAL 2000 IS」は、従来機「1000」の後継機で、光学ズーム機能を3倍から3.7倍に向上。35ミリフィルムカメラ換算で36-133mmの光学3.7倍ズームレンズを搭載する。デザインも一新。ボディの素材には純チタンを使用し、連続曲面の「Curvature Design」を採用することで、高級感あるデザインに仕上げた。モニターは2.5型で約23万画素の「クリアライブ液晶」を備える。サイズは幅95.9×高さ59.9×奥行き27.6mm、重さは約165g。実勢価格は5万円前後の見込み。
「IXY DIGITAL 910 IS」は、前機種「900 IS」の後継モデルで、35ミリ換算で28-105mmの光学3.8倍ワイドズームレンズを搭載。指を置くとセンサーが感知し液晶モニターに操作アイコンを表示する「タッチホイール」、押すだけで電源オフでもすぐに画像の再生ができる「再生ボタン」を新たに備えた。モニターは3.0型で約23万画素の「クリアライブ液晶」。サイズは幅92.6×高さ58.8×奥行き25.9mm、重さは約155g。実勢価格は4万7000円前後の見込み。
一方、「PowerShot G9」は、「PowerShot」シリーズのフラッグシップモデル。35ミリ換算で35-210mmの光学6倍ズームレンズを搭載。新たにCCDのオリジナルデータをそのまま保存できるRAWデータ記録に対応し、連続撮影も行える。また、RAWとJPEGのデータを同時に記録することも可能。モニターは3.0型で約23万画素の「クリアライブ液晶II」を採用した。サイズは幅106.4×高さ71.9×奥行き42.5mm、重さは約320g。実勢価格は6万円前後の見込み。
「PowerShot SX100 IS」は、高倍率ズーム機能と初心者でも使いやすい操作性を追求した新シリーズ「PowerShot SX」の第1弾モデル。レンズは35ミリ換算で36-360mmの光学10倍ズーム。
「フェイスキャッチテクノロジー」を活用した新機能「顔セレクト」を搭載しており、検出した複数の人物からユーザーが撮影したい人をモニター上で選択が可能。選択した人物が動いても自動的に追尾する。検出した人物は最大35人まで表示することができる。専用の「フェイスキャッチボタン」も設けた。実勢価格は4万円前後の見込み。
「PowerShotA650 IS」は、35ミリ換算で35-210mmの光学6倍ズームレンズを搭載した高画素モデル。実勢価格は5万円前後の見込み。「A720 IS」は、35ミリ換算で35-210mmの光学6倍ズームレンズと19種類の撮影モードなどを備えた。実勢価格は3万5000円前後の見込み。「A560」は35ミリ換算で35-104mmの光学4倍ズームレンズや2.5型の液晶モニターなどを搭載する。実勢価格は2万3000円前後の見込み。
キヤノン=http://www.canon.jp/
「キヤノン コンパクトデジタルカメラ」
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