ビクター、ケータイと接続できるミニコンポ3機種など、リア・ディゾンも登場
「Memory COMPO」ではCD/MD搭載の「UX-GM70」とCD搭載の「UX-GM50」「RD-M1」をラインアップ。「GM70」「GM50」は1GBのフラッシュメモリを内蔵。SDメモリカードスロットも搭載しており、内蔵メモリと合計で3GBまで容量を増やすことができる。携帯電話や携帯オーディオとの接続用にUSB端子も備えた。
WMA音楽ファイルの再生に対応する携帯電話に音楽データを転送する機能と携帯電話を利用して楽曲情報を取得する「Magic Sync(マジックシンク)」機能を業界で初めて搭載。USB経由でコンポ内の楽曲データを、携帯電話に簡単に転送できる。音楽データ転送は、NTTドコモの「904」「903」「704」「703」シリーズのWMA再生対応機種のみ対応する。
「Magic Sync」は3G携帯電話とコンポをUSBで接続し、パケット通信で米グレースノート社の楽曲情報サーバーにアクセスし、「アーティスト名」や「アルバム名」などの楽曲情報を取得する機能。ドコモ、au(KDDI)、ソフトバンクモバイルなどの端末で利用できる。
そのほか、メモリに録音時に7色のディスプレイカラーと連動するフォルダに楽曲を録音させれば、再生時にディスプレイのカラーを選ぶだけで聴きたい曲が選択できる「カラーフォルダ」機能や、専用ボタンを押すと最大2分前からラジオなどを聴き直すことができる「スナップショット」機能も装備した。
カラーは、「UX-GM70」がブラック、シルバー、ホワイトの3色、「UX?GM50」はホワイトのみ。実勢価格は、「UX-GM70」が5万円前後、「UX?GM50」は4万円前後の見込み。
「RD-M1」は、1GBのフラッシュメモリとUSB端子を搭載。聴いている位置に合わせて音像が移動できる「サウンドシューター」機能を備えており、部屋のどこにいてもベストポジションで音楽が楽しめる。携帯電話との連係機能や「Magic Sync」機能も備えた。カラーはブラック、ピンク、シルバー、ホワイトの4色。実勢価格は3万5000円。
一方、携帯オーディオ「alneo」は、2GBのフラッシュメモリ内蔵の「XA-S208」と1GBの「XA-S108」をラインアップ。実勢価格は、「XA-S208」が1万9000円前後、「XA-S108」は1万5000円前後の見込み。
2モデルともに、LINE IN(ステレオミニジャック)端子に接続したCDプレーヤーなどから直接、携帯オーディオに曲を録音するダイレクトレコーディング機能を装備。ダイレクトレコーディング時に最適な録音レベルを見ながら音量を調整して録音できる「録音レベルインジゲーター」を搭載した。
そのほか、楽曲検索が簡単にできる「ダイレクトナビ」キー、最大30曲まで好きな曲を登録・再生できる「お気に入り」キーを盛り込むなど、使い勝手を追求した。カラーは2モデルともに、ブルー、ピンク、レッド、シルバー、ホワイトの5色。
森田裕・ホームAV事業グループAVシステムカテゴリー長は「当社はステレオコンポ市場で約23%のシェアを持つが、今後はHDDやフラッシュメモリ内蔵コンポが市場で主流になると見ており、携帯電話との連携や使いやすさをアピールすることで、さらにシェアを拡大したい」と意気込みを語った。
発表会には商品プロモーションキャラクターのリア・ディゾンさんも登場。新製品の携帯オーディオについて聞かれると「とてもかわいい!」と感想を話した。また、好きなカラーについて質問され、「水色が好き」と答えると、森田氏がリアさんに水色の「alneo」をプレゼント。新製品の携帯オーディオをもらって大喜びしていた。
日本ビクター=http://www.victor.co.jp/
「Memory COMPO」=http://www.jvc-victor.co.jp/audio_w/home/index.html
「アルネオ」=http://www.jvc-victor.co.jp/alneo/index.html
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