カシオ、約10万語の英単語ネイティブ発音を収録した電子辞書3モデル

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2007/08/03 19:30

 カシオ計算機は8月2日、電子辞書「エクスワード」シリーズで、総合タイプの「XD-SW6500」「XD-GW6900」、高校生向けタイプ「XD-SW4850」を8月25日から順次発売すると発表した。

 総合タイプの「XD-SW6500」は、最新の「ジーニアス英和辞典 第4版」など英語系9種類をはじめ、国語系8種類、トラベル16種類、生活13種類など計100コンテンツを収録。全コンテンツ中の英単語を対象に、従来モデルで約8万5000語だったネイティブ発音を約10万語に拡充した。英会話発音約1万2000例文に加え、ドイツ語・フランス語・イタリア語・スペイン語・中国語・韓国語の会話集にも約7600例文を収録し、合計で約1万9600例文のネイティブ発音に対応する。いずれも5段階の再生速度で聞くことができる。

 「XD-GW6900」は、「XD-SW6500」に「精選版 日本国語大辞典」を初収録した上位モデル。高校生向けタイプの「XD-SW4850」は、英和辞典と国語辞典をそれぞれ2種類収録した。

 全モデルとも、読み方がわからない漢字を簡単に調べられる「手書きパネル」も搭載し、「中日英辞書」では中国語漢字を、「韓日英辞書」ではハングル文字を手書きで入力できるほか、聞き取った英語を書き取る「ディクテーション」学習も行える。「数字パズル」や立命館大学・陰山英男教授監修の「百ます計算」機能も備えた。このほか、漢和辞典にはJIS第4水準までの漢字1万3255字を収録。英・独・仏・伊・西・中の6言語の例文・熟語・単語を合成音で再生する「音声読み上げ」にも対応する。

 内蔵メモリ約50MBを搭載し、複数の別売りコンテンツを追加することも可能。落下・加圧・振動などの衝撃を軽減するタフコット設計を採用するとともに、モニタには一覧性と視認性に優れたバックライト付きスーパー高精細液晶(480×320ドット)を採用した。

 本体カラーは、「XD-SW6500」が8月25日発売のシャンパンゴールド、レッド、ブラック、9月25日発売のピンク、ベージュの計5色。8月31日発売の「XD-GW6900」はシャンパンゴールドのみで、8月25日発売の「XD-SW4850」はシルバー、ピンク、ネイビーブルーの3色。価格は「XD-SW6500」が4万7250円、「XD-GW6900」が6万5100円、「XD-SW4850」が5万2500円。

カシオ計算機=http://www.casio.co.jp/


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