ソニー、サイバーショット「DSC-T5」を無償交換、外装がはがれる不具合で
ソニーは8月2日、05年9月に発売したコンパクトデジタルカメラ「サイバーショット DSC-T5」の一部で、底面のメッキがめくれ上がる不具合が発生する可能性があるとして、対象製品の外装部品を無償で交換すると発表した。
調査の結果、製造初期において部品製造工程に不備があり、底面の外装部分のメッキ密着強度が低下していたことが判明。このため、底面の外装部品に傷がついた際、メッキがはがれてめくれ上がりやすくなり、その部分に直接触れたため、手や指が傷つく事故がこれまでに国内だけで30数件発生したという。
無償交換の対象は、製造番号が3010001-3081200のもの。製造番号は製品の底部に貼り付けられたシールで確認できる。交換対象台数は国内で6万6000台、全世界で35万台。該当製品の場合は、「ソニーDIコールセンター」で無償交換の申し込みを受け付ける。電話番号は0120-008-203。受付時間は、平日が9時から20時、土日祝日は9時から17時。
ソニー=http://www.sony.co.jp/
「『DSC-T5』外装部品 無償交換のお知らせとお詫び」=http://support.d-imaging.sony.co.jp/www/cyber-shot/information/info/top_dsc-t5.html