シャープ、大阪・堺市に新工場、亀山工場に続き液晶テレビを一貫生産
シャープは7月31日、液晶パネルから液晶テレビまで一貫生産できる新工場を大阪府堺市に建設すると発表した。同様の工場としては三重県の亀山工場に次いで国内で2か所目。液晶テレビは生産するパネルに合わせて40V型以上の大型モデルを製造。工場は11月に着工し、2010年3月までに稼動を開始する。
液晶パネル工場では40-60V型クラスの大型テレビ用液晶パネルを製造。畳5畳分の2850×3050mmで世界最大の第10世代マザーガラスを世界で初めて生産する。これは、亀山第2工場で生産している第8世代のマザーガラスを生産するの約1.6倍の大きさ。第10世代マザーガラスからは、60V型クラスのパネルが6枚、50V型クラスは8枚、40V型クラスは15枚取れる。投入能力は月7万2000枚(稼動当初は月3万6000枚)。
同時に太陽電池工場の併設も発表した。薄膜太陽電池の生産量は、年間1000MW(100万kW)規模を計画しており、太陽電池工場では世界最大。稼動時期は、液晶パネル工場と同時期を予定している。
総敷地面積は127万m2。敷地内には同社の新しい液晶パネル工場と太陽電池工場だけでなく、隣接してインフラ関連施設や装置メーカーの工場、マザーガラスの部材メーカーの工場を誘致し関連事業のコンビナートを形成する。
シャープ=http://www.sharp/
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液晶パネル工場では40-60V型クラスの大型テレビ用液晶パネルを製造。畳5畳分の2850×3050mmで世界最大の第10世代マザーガラスを世界で初めて生産する。これは、亀山第2工場で生産している第8世代のマザーガラスを生産するの約1.6倍の大きさ。第10世代マザーガラスからは、60V型クラスのパネルが6枚、50V型クラスは8枚、40V型クラスは15枚取れる。投入能力は月7万2000枚(稼動当初は月3万6000枚)。
同時に太陽電池工場の併設も発表した。薄膜太陽電池の生産量は、年間1000MW(100万kW)規模を計画しており、太陽電池工場では世界最大。稼動時期は、液晶パネル工場と同時期を予定している。
総敷地面積は127万m2。敷地内には同社の新しい液晶パネル工場と太陽電池工場だけでなく、隣接してインフラ関連施設や装置メーカーの工場、マザーガラスの部材メーカーの工場を誘致し関連事業のコンビナートを形成する。
シャープ=http://www.sharp/
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