富士フイルム、横顔も検出できる1200万画素コンパクトデジカメなど3機種
富士フイルムは7月26日、独自の顔検出機能「顔キレイナビ」を強化した「FinePix F50fd」など、コンパクトデジタルカメラ3機種を8月下旬から順次発売すると発表した。
有効1200万画素のCCDを搭載し、横顔や寝顔の検出もできる「FinePix F50fd」、光学5倍ズームと手ブレ補正機能を搭載したモデルでは世界最小サイズの「FinePix Z100fd」の2機種を8月下旬に、光学18倍の高倍率ズームレンズを搭載した「FinePix S8000fd」を9月上旬に発売する。価格はすべてオープン。実勢価格は「F50fd」が4万5000円前後、「Z100fd」が4万円前後、「S8000fd」は5万円前後の見込み。
「F50fd」は、従来よりも顔検出の範囲が拡大した顔検出機能「顔キレイナビ」を搭載。これまで検出が難しかった真横の顔や左右135度まで首を傾けた顔でも「人の顔」とカメラが認識、撮影状況に応じてピント合わせや最適な露出、ホワイトバランスを設定する。
「横顔や斜め顔を含めた人の顔を認識するためのデータをコンパクトにする工夫で可能になった」(守内篤・富士フイルム電子映像事業部商品部長)という。検出速度は0.05秒で、1度に最大10人までの顔を検出可能。自動的に赤目を補正する機能も新たに盛り込んだ。
撮像素子には、有効1200万画素の「スーパーCCDハニカムVII HR」を搭載。光学ズームは3倍で、レンズの焦点距離は35ミリフィルムカメラ換算で35-105mm。ISO6400までの高感度撮影も可能で、オートモードでは撮影状況に合わせてカメラがISO1600、800、400を自動で選択する。「FinePix」では初のCDDシフト方式の手ブレ補正機能も装備しており、高感度撮影機能と組み合わせることで、手ブレ、被写体ブレを抑えることができる。
100コマの画像を一度にモニターに表示できる「マイクロサムネイル」機能、画像をリサイズして高速赤外線通信対応の携帯電話に転送できる「ブログモード」など便利な機能も備える。サイズは幅92.5×高さ59.2×奥行き22.9mm、重さは約155g。カラーはシルバーとブラックの2色。
「Z100fd」はフラットな四角い形状と、斜めに可動するレンズカバーを採用した個性的なデザインが特徴。カメラ本体表面にはUV塗装処理を施したほか、レンズカバーと本体の色を分けた2トーンカラーを採用した。カラーはピンク、シルバー、ブラウン、ホワイト&ブラックの4色。
有効800万画素のCCDと35ミリフィルムカメラ換算で36-180mmの光学5倍ズームレンズを搭載。「顔キレイナビ」の機能は従来と同様だが、新たに自動赤目補正機能を追加した。CCDシフト式の手ブレ補正機能や、最高ISO1600の高感度撮影機能なども備える。サイズは幅92×高さ55.7×奥行き19.8mm、重さは約138g。
富士フイルムでは「Z100fd」のターゲットを2-30代前半の女性に設定。「ピンク」「ホワイト」「ブラック」「ゼブラ」の4色の専用ソフトケースを9月下旬に発売する。価格は4200円。
なかでも「ゼブラ」は「今年の秋-冬の流行を先取りしたデザイン」(ケースの商品企画を担当する富士フイルム イメージング営業本部の工藤ありさ氏)といい、牛の毛を使用して本物感を演出した。個性的なデザインのカメラと専用ケースをセットでアピールすることで女性ユーザーの獲得を図る。
一方、「S8000fd」は、35ミリフィルムカメラ換算で27-486mmの光学18倍ズームレンズを搭載した高倍率ズームモデル。CCDは有効800万画素で、200万画素で1秒間に15コマの撮影ができる高速連写機能を備える。
従来タイプの「顔キレイナビ」、CCDシフト式の手ブレ補正機能、800万画素でISO1600まで対応可能な高感度撮影機能、自動赤目補正機能なども搭載した。サイズは幅111.3×高さ78.2×奥行き79.3mm、重さは約410g。
また3機種とも、SDメモリカード、SDHCメモリカード、xD-ピクチャーカードに対応する「デュアルスロット」を装備。「F50fd」は約25MB、「Z100fd」は約54MB、「S8000fd」は約58MBの内蔵メモリも搭載する。電源は「F50fd」と「Z100fd」は充電式バッテリー、「S8000fd」は単3形アルカリ乾電池またはニッケル水素乾電池4本。
富士フイルム=http://www.fujifilm.co.jp/
「FinePix F50fd」=http://fujifilm.jp/personal/digitalcamera/finepixf50fd/index.html
「FinePix Z100fd」=http://fujifilm.jp/personal/digitalcamera/finepixz100fd/index.html
「FinePix S8000fd」=http://fujifilm.jp/personal/digitalcamera/finepixs8000fd/index.html
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「F50fd」は、従来よりも顔検出の範囲が拡大した顔検出機能「顔キレイナビ」を搭載。これまで検出が難しかった真横の顔や左右135度まで首を傾けた顔でも「人の顔」とカメラが認識、撮影状況に応じてピント合わせや最適な露出、ホワイトバランスを設定する。
「横顔や斜め顔を含めた人の顔を認識するためのデータをコンパクトにする工夫で可能になった」(守内篤・富士フイルム電子映像事業部商品部長)という。検出速度は0.05秒で、1度に最大10人までの顔を検出可能。自動的に赤目を補正する機能も新たに盛り込んだ。
撮像素子には、有効1200万画素の「スーパーCCDハニカムVII HR」を搭載。光学ズームは3倍で、レンズの焦点距離は35ミリフィルムカメラ換算で35-105mm。ISO6400までの高感度撮影も可能で、オートモードでは撮影状況に合わせてカメラがISO1600、800、400を自動で選択する。「FinePix」では初のCDDシフト方式の手ブレ補正機能も装備しており、高感度撮影機能と組み合わせることで、手ブレ、被写体ブレを抑えることができる。
100コマの画像を一度にモニターに表示できる「マイクロサムネイル」機能、画像をリサイズして高速赤外線通信対応の携帯電話に転送できる「ブログモード」など便利な機能も備える。サイズは幅92.5×高さ59.2×奥行き22.9mm、重さは約155g。カラーはシルバーとブラックの2色。
「Z100fd」はフラットな四角い形状と、斜めに可動するレンズカバーを採用した個性的なデザインが特徴。カメラ本体表面にはUV塗装処理を施したほか、レンズカバーと本体の色を分けた2トーンカラーを採用した。カラーはピンク、シルバー、ブラウン、ホワイト&ブラックの4色。
有効800万画素のCCDと35ミリフィルムカメラ換算で36-180mmの光学5倍ズームレンズを搭載。「顔キレイナビ」の機能は従来と同様だが、新たに自動赤目補正機能を追加した。CCDシフト式の手ブレ補正機能や、最高ISO1600の高感度撮影機能なども備える。サイズは幅92×高さ55.7×奥行き19.8mm、重さは約138g。
富士フイルムでは「Z100fd」のターゲットを2-30代前半の女性に設定。「ピンク」「ホワイト」「ブラック」「ゼブラ」の4色の専用ソフトケースを9月下旬に発売する。価格は4200円。
なかでも「ゼブラ」は「今年の秋-冬の流行を先取りしたデザイン」(ケースの商品企画を担当する富士フイルム イメージング営業本部の工藤ありさ氏)といい、牛の毛を使用して本物感を演出した。個性的なデザインのカメラと専用ケースをセットでアピールすることで女性ユーザーの獲得を図る。
一方、「S8000fd」は、35ミリフィルムカメラ換算で27-486mmの光学18倍ズームレンズを搭載した高倍率ズームモデル。CCDは有効800万画素で、200万画素で1秒間に15コマの撮影ができる高速連写機能を備える。
従来タイプの「顔キレイナビ」、CCDシフト式の手ブレ補正機能、800万画素でISO1600まで対応可能な高感度撮影機能、自動赤目補正機能なども搭載した。サイズは幅111.3×高さ78.2×奥行き79.3mm、重さは約410g。
また3機種とも、SDメモリカード、SDHCメモリカード、xD-ピクチャーカードに対応する「デュアルスロット」を装備。「F50fd」は約25MB、「Z100fd」は約54MB、「S8000fd」は約58MBの内蔵メモリも搭載する。電源は「F50fd」と「Z100fd」は充電式バッテリー、「S8000fd」は単3形アルカリ乾電池またはニッケル水素乾電池4本。
富士フイルム=http://www.fujifilm.co.jp/
「FinePix F50fd」=http://fujifilm.jp/personal/digitalcamera/finepixf50fd/index.html
「FinePix Z100fd」=http://fujifilm.jp/personal/digitalcamera/finepixz100fd/index.html
「FinePix S8000fd」=http://fujifilm.jp/personal/digitalcamera/finepixs8000fd/index.html
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