ドコモ、電波が届きにくい屋内エリアをカバーするFOMA用超小型基地局を開発
NTTドコモは7月10日、住居内や店舗内など、FOMAの電波が届きにくい限られたエリアをカバーする超小型基地局装置を開発したと発表した。07年秋ごろから運用を開始する予定。
「フェムトセル」と呼ばれる半径数十メートルのエリアを対象とし、従来型の屋内用小型基地局装置よりも小型・軽量化を図った。省電力化も実現し、消費電力は従来の100ワット以下から12ワット以下に大幅に低減した。
ドコモでは、高層ビルや地下街などの携帯電話が使いづらい場所でも通話を可能にするIMCS用基地局装置として新型基地局を順次設置し、FOMAの屋内エリアの品質向上や通話可能エリアの拡大を図る。
NTTドコモ=http://www.nttdocomo.co.jp/