失敗しない「薄型大画面テレビ」の選び方
=本記事は2007年7月時点の内容です。最新の内容の記事はこちら=
液晶かプラズマか――「どこで」「何を」見るかで選ぶ | ||
現在のテレビの主流は、液晶とプラズマだ。同じ薄型パネルで、外見からでは区別がつきにくい。店頭で実際に画面を見比べても、どちらを選んだらいいのか迷う方も多いだろう。液晶か、プラズマか――それは「どこで」「何を」見るかで決まってくる。 | ||
次にポイントになるのは、どのようなコンテンツを視聴するかだ。液晶テレビの明るい映像は、テレビ番組を見るのに適している。スポーツ番組などの動きが速い映像を映すと残像が出るといわれているが、最近の高速液晶技術を備えたモデルなら、残像を抑えて動きは滑らかだ。 | ||
より大きな画面で迫力ある映像を――サイズは視聴距離で選ぶ | ||
テレビの大画面化が進んでいるが、実際に自宅のリビングに置くことを考えると、何インチにすればいいか、迷ってしまうもの。薄型テレビの最適な視聴距離は、画面の高さの約3倍が目安。42V型(高さ約53cm)なら、約1.6m。6畳の部屋でも問題なく視聴できる距離だ。 | ||
フルHD対応や録画にも注目――性能・機能で選ぶ | ||
現在販売中のテレビのほとんどは、ハイビジョンに対応している。だが、ハイビジョンの画質を忠実に再現するには、パネルが縦1080×横1920の画素数をもつフルハイビジョン(フルHD)に対応していなければならない。フルHDかそうでないかの違いは、大画面になるほど、はっきりする。ハイビジョンの魅力を存分に堪能したいなら、フルHD対応のモデルを選ぼう。 | ||
ただし、自分が快適に思う画質は、人それぞれだ。パネルの性能だけでは決まらない。同じフルHD画質でも、コントラスト比や色合い、明るさなどが機種によって異なる。特にメーカー各社が技術を競う画像処理回路の“味付け”は、各社各様だ。スペックをきちんと押さえたうえで、店頭で実際の映像を見て、好ましい「自分画質」を選ぼう。 | ||
HDDを内蔵したテレビなら、番組の視聴中にリモコン一つですぐに録画できるので便利だ。HDDを交換・追加できる機種も登場している。HDD/DVDレコーダーを置くスペースがない人、DVDに残しておくことがない人は、HDD内蔵も選択肢に入る。 | ||