NEC、PCのサポートサービスをパッケージソフト化、点検から相談まで
NECとNECパーソナルプロダクツは7月5日、NEC製パソコンのユーザーを対象としたサポートパッケージ「リモート点検サービスパック」を7月10日に発売すると発表した。価格は1年間有効で5980円。
同ソフトを購入し登録すると、パソコンの定期点検や、サポート窓口「121コンタクトセンター」の技術スタッフとのパソコンを使った直接通話による遠隔サポートサービスなどを1年間無料で受けられる。
定期点検では、CPUやHDDなどの動作確認やウイルス対策、OSの自動更新設定などハードウェア/ソフトウェアの両面で、メンテナンスが適切に行われているかを点検する。実施時期は、サービス登録後1年間の有効期間中、3・6・11か月後の年3回で、電子メールで通知する。
点検は、ユーザー固有のWebページ「マイページ」にアクセスし、ボタンをクリックするだけで手軽に実施できる。ユーザー自身でトラブル解決できるセルフメンテナンス情報も提供。点検結果を受けて自力でのトラブル解決が難しい場合や、パソコンの使い方、パソコンの活用方法など、サポート内容に応じた3種類の専用ホットラインも用意する。
専用ホットラインには、マイページからアクセス可能な「サポートホットライン」ページ上のボタンを押すだけでつながり、パソコンから直接「121コンタクトセンター」の専任技術スタッフと通話ができる。付属のヘッドセットを装着し、両手操作が可能な状態で通話することも可能。さらに、技術スタッフがユーザーのパソコン操作を代行する「リモートサポート」を利用し、操作方法などを画面で一緒に確認しながらアドバイスが受けられるサービスも提供する。
対象機種は06年4月以降に発表したNEC製パソコン「VALUESTAR」「LaVie」「ValueOne」。対象OSはWindows Vista、XP。サービス時間は9時-22時で、年中無休。