ビットワレット、「Edy」を使った電子クーポーンサービスを開始
ビットワレットは5月30日、電子マネー「Edy(エディ)」を使った電子クーポン「Edyスマイルクーポン」と、登録会員限定の優待サービス「Edyハッピー優待」を6月1日から開始すると発表した。「エディユーザーと加盟店の距離を縮めるマッチメイキング(サービス)」(眞鍋マリオ・ビットワレット社長)と位置付け、飲食チェーンやアパレルなど11社、5000か所でスタート。08年3月末までに1万か所まで拡大する計画。
ビットワレットは5月30日、電子マネー「Edy(エディ)」を使った電子クーポン「Edyスマイルクーポン」と、登録会員限定の優待サービス「Edyハッピー優待」を6月1日から開始すると発表した。「エディユーザーと加盟店の距離を縮めるマッチメイキング(サービス)」(眞鍋マリオ・ビットワレット社長)と位置付け、飲食チェーンやアパレルなど11社、5000か所でスタート。08年3月末までに1万か所まで拡大する計画。
「Edyスマイルクーポン」は、Edy利用者なら誰でも使える電子クーポン。あらかじめ専用サイトなどで提供されているクーポンを受け取っておけば、対象店舗での決済の際にEdyを使うと、自動的に特典が付与される。加盟店が決済内容や決済回数に応じて設定したEdyポイントを、決済の翌月に還元する。
カード型のEdyでクーポンを入手するには、ビットワレットの専用サイトにアクセスし、好きなクーポンを選んで、カード番号を入力。「FeliCa(フェリカ)」のリーダー/ライターを搭載するパソコンを使えば、読み取り器にカードをかざすだけでクーポンが入手できる。一方、「おサイフケータイ」機能がついた携帯電話の場合は、専用ソフトをダウンロードし、Edyのサイトにアクセスして専用メニューで受け取れる。
「Edyハッピー優待」は、スマイルクーポンとサービス内容は基本的には同じだが、登録会員向け。年齢や性別などの会員属性に応じたクーポンを提供できるのが特徴。
クーポンを発行する加盟店は、クーポンの利用回数に応じて、ビットワレットに手数料を支払うしくみ。料金は1か月で当該店舗にEdyで支払われた金額合計の3-10%。システムはビットワレットが開発・運営し、端末も既存の読み取り端末を利用できるため「加盟店の(追加)コストはゼロなのがメリット」(渋谷友邦・マーケティング本部マーケティング部統括部長)としている。
スマイルクーポンは新規客の開拓、ハッピー優待は顧客の囲い込みが見込めるという。また、加盟店の集客戦略に応じて、Edyの還元率もユーザーの決済金額や決済回数ごとで柔軟に設定できる。
新サービスを導入する居酒屋・レストランチェーンのコロワイドの佐藤英美・マーケティング本部部長は「エディを集客に向けた戦略的なプロモーションとして展開していきたい」、中央無線タクシー協会の武居利春委員長は「タクシー業界でも会社ごとで採用している電子マネーは違っているが、エディで激化する競争に勝っていきたい」と、それぞれ発表会で意気込みを語った。そのほか、コナカやライトオン、プラザクリエイト、全日空商事など11社が導入する。
Edyの決済回数は全国で月1600万回で、ビットワレットでは新サービスで10-15%の利用回数増加を見込む。眞鍋社長は発表会で「現金の置き換えは終わり、電子マネーのインフラを使ったサービス展開の時期に来た。今後はこれまでフォーカスしてきたコンビニ、スーパーだけでなくファストフードなどにもプラットフォームを拡大していきたい」と抱負を述べた。
ビットワレットは5月30日、電子マネー「Edy(エディ)」を使った電子クーポン「Edyスマイルクーポン」と、登録会員限定の優待サービス「Edyハッピー優待」を6月1日から開始すると発表した。「エディユーザーと加盟店の距離を縮めるマッチメイキング(サービス)」(眞鍋マリオ・ビットワレット社長)と位置付け、飲食チェーンやアパレルなど11社、5000か所でスタート。08年3月末までに1万か所まで拡大する計画。
「Edyスマイルクーポン」は、Edy利用者なら誰でも使える電子クーポン。あらかじめ専用サイトなどで提供されているクーポンを受け取っておけば、対象店舗での決済の際にEdyを使うと、自動的に特典が付与される。加盟店が決済内容や決済回数に応じて設定したEdyポイントを、決済の翌月に還元する。
カード型のEdyでクーポンを入手するには、ビットワレットの専用サイトにアクセスし、好きなクーポンを選んで、カード番号を入力。「FeliCa(フェリカ)」のリーダー/ライターを搭載するパソコンを使えば、読み取り器にカードをかざすだけでクーポンが入手できる。一方、「おサイフケータイ」機能がついた携帯電話の場合は、専用ソフトをダウンロードし、Edyのサイトにアクセスして専用メニューで受け取れる。
「Edyハッピー優待」は、スマイルクーポンとサービス内容は基本的には同じだが、登録会員向け。年齢や性別などの会員属性に応じたクーポンを提供できるのが特徴。
クーポンを発行する加盟店は、クーポンの利用回数に応じて、ビットワレットに手数料を支払うしくみ。料金は1か月で当該店舗にEdyで支払われた金額合計の3-10%。システムはビットワレットが開発・運営し、端末も既存の読み取り端末を利用できるため「加盟店の(追加)コストはゼロなのがメリット」(渋谷友邦・マーケティング本部マーケティング部統括部長)としている。
スマイルクーポンは新規客の開拓、ハッピー優待は顧客の囲い込みが見込めるという。また、加盟店の集客戦略に応じて、Edyの還元率もユーザーの決済金額や決済回数ごとで柔軟に設定できる。
新サービスを導入する居酒屋・レストランチェーンのコロワイドの佐藤英美・マーケティング本部部長は「エディを集客に向けた戦略的なプロモーションとして展開していきたい」、中央無線タクシー協会の武居利春委員長は「タクシー業界でも会社ごとで採用している電子マネーは違っているが、エディで激化する競争に勝っていきたい」と、それぞれ発表会で意気込みを語った。そのほか、コナカやライトオン、プラザクリエイト、全日空商事など11社が導入する。
Edyの決済回数は全国で月1600万回で、ビットワレットでは新サービスで10-15%の利用回数増加を見込む。眞鍋社長は発表会で「現金の置き換えは終わり、電子マネーのインフラを使ったサービス展開の時期に来た。今後はこれまでフォーカスしてきたコンビニ、スーパーだけでなくファストフードなどにもプラットフォームを拡大していきたい」と抱負を述べた。