プリンストン、クリアな音でハンズフリー通話ができるBluetoothイヤフォン
プリンストンテクノロジー(池田譲治社長)は5月29日、Bluetoothに対応したコードレスハンズフリーイヤフォン「PTM-BEM3」と、Bluetooth対応USBアダプタ「PTM-UBT3」を6月中旬に発売すると発表した。価格はともにオープンで、実勢価格は「PTM-BEM3」が6800円前後、「PTM-UBT3」が3280円前後の見込み。
「PTM-BEM3」は、Bluetooth対応の携帯電話やPCと組み合わせてハンズフリー通話が行えるマイク内蔵のイヤフォン。通信規格は、Bluetooth Ver2.0に対応。さらに独自回路を採用することで、従来製品「PTM-BEM2」よりも、途切れにくくクリアな音質で通話できるようになった。ペアリングもより簡単・スピーディに行える。
電話がかかってくると、着信音が聞こえ、イヤフォン本体のボタンを押すと通話できる。切る時は、もう一度ボタンを押す。イヤフォンを装着したまま音量調節も可能。また、イヤフォンは耳にぴったりと装着でき、長時間使用しても疲れにくいという。電源は小型リチウムイオン充電池を採用し、最長4時間の連続通話、約100時間の連続待ち受けが可能。充電池は、付属のACアダプタを接続して充電する。
本体サイズは幅58×奥行き17×高さ19mm、重さは9g。カラーはブルー、ホワイト、ガンメタリックの3色。大小2サイズのイヤーパッド、持ち運びに便利なクレードルやストラップ、ホルダーも付属する。
「PTM-UBT3」は、より高速なBluetooth Ver2.0+EDR規格に対応したBluetoothアダプタ。PCのUSBポートに接続し、ドライバをインストールして設定すると、携帯電話やマウス、キーボードなど、他のBluetooth対応機器とBluetoothを使ってワイヤレスで通信できる。
Bluetooth Ver2.0+EDRは、従来のBluetooth Ver1.2に比べ通信速度が約3倍に向上。データの転送速度がアップしたため、複数のBluetooth機器と接続しても遅延などが起こりにくいという。またBluetooth Class1を採用することで、約100mの通信距離も実現した。
本体サイズは幅60.0×奥行き18.5×高さ7.0mm、重さは7g。カラーはホワイト。対応OSはWindows Vista/XP/2000と、Mac OS X 10.4以降。