東芝、ワンセグ対応の携帯オーディオ、受信感度がアップし画面も大型化

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2007/05/28 21:15

 東芝は5月28日、ワンセグの視聴と録画が可能なHDDタイプの携帯オーディオ「gigabeat(ギガビート)Vシリーズ」で、40GBのHDDを内蔵した「gigabeat V401」と、80GBのHDDを内蔵した「gigabeat V801」の2シリーズを6月1日に発売すると発表した。価格はオープンで、同社直販サイト価格は、「V401」が4万9800円前後、「V801」が5万9800円前後の見込み。

 東芝は5月28日、ワンセグの視聴と録画が可能なHDDタイプの携帯オーディオ「gigabeat(ギガビート)Vシリーズ」で、40GBのHDDを内蔵した「gigabeat V401」と、80GBのHDDを内蔵した「gigabeat V801」の2シリーズを6月1日に発売すると発表した。価格はオープンで、同社直販サイト価格は、「V401」が4万9800円前後、「V801」が5万9800円前後の見込み。

 両シリーズとも、従来モデルよりも大きい4.0型ワイド液晶を採用。解像度は480×272ドット、輝度は400cd/m2で、画面比16:9のデジタル放送をフル画面で表示できる。新たに周囲の明るさに応じて液晶画面の明るさを5段階に調節する「明るさセンサー」も搭載した。

 また、安定してワンセグを受信できるよう、ワンセグ放送の受信感度を大幅に改善したほか、電子番組ガイドの操作性を向上。このほか、ワンセグや動画視聴中に長押しすることで、画面表示をオフにする「Displayボタン」を新たに搭載し、ワンセグの音声だけを聴くことで、消費電力を抑えられる。

 音響面では、音質改善技術「新H2Cテクノロジー」を採用。データ圧縮時にカットされた高音域を補完する「Professionalモード」に加え、高音域の補完と低音域を強調する「Dynamicモード」を新たに追加した。本体前面には、オンキヨーと共同開発した小型の高性能ステレオスピーカーシステムも装備した。

 再生可能なフォイルは音楽がMP3/WMA/WMA 9 Lossless/WAV、動画がWMV、静止画がJPEG。著作権保護技術の「Windows Media DRM」に対応しており、定額制音楽配信サイトなどからダウンロードした楽曲も再生できる。レーベルゲートが運営する音楽配信サービス「mora win」と連携し、楽曲やミュージッククリップなどの動画コンテンツの再生も可能。

 HDDにはセガの「ぷよぷよフィーバー」「SEGA BLOCKS」「ソニック リバーシ」といったゲームのほか、音楽番組「毎日モーツァルト」の特別セレクション映像、インターチャネル・ホロンの脳トレソフト「右脳鍛錬ウノタン」「昭和の脳トレ」などのコンテンツをプリインストールする。

 内蔵リチウムイオン充電池で、ワンセグ視聴なら約8時間、動画再生なら約10時間、音楽再生なら約28時間の連続再生が可能。「V401」の本体サイズは、幅124.5×高さ75.5×奥行き18.0mm、重さは約244g。カラーはブラック、ホワイト、ボルドーブラウンの3色。「V801」の本体サイズは、幅124.5×高さ75.5×奥行き24.0mmで、重さは約264g。カラーはホワイトとブラックの2色。