小田急箱根HD、箱根エリアの情報発信サービス、携帯電話やディスプレイで

サービス

2007/05/21 10:46

 小田急箱根ホールディングス(小田急箱根HD、磯田壯一郎社長)は5月17日、携帯電話と箱根エリアの主要ターミナルに設置する液晶ディスプレイで箱根についての情報が入手できるサービスを6月1日から開始すると発表した。

 小田急箱根ホールディングス(小田急箱根HD、磯田壯一郎社長)は5月17日、携帯電話と箱根エリアの主要ターミナルに設置する液晶ディスプレイで箱根についての情報が入手できるサービスを6月1日から開始すると発表した。

 携帯電話向けの観光情報サイト「箱根ナビモバイル」は、箱根エリア内における目的地までのルートを、交通機関や観光施設などと合わせて検索することができる。GPS(全地球測位システム)機能付きの携帯電話を利用すれば、自動で現在地の位置を取得でき、最寄りの駅やバス停の時刻表の表示も可能。「箱根フリーパス」で利用できる乗り物の運行情報や飲食店・美術館、花暦や富士山の絶景ポイントなど、箱根旅行に活用できるさまざまな情報を提供する。

 このほか、同サイトでは「お天気カメラ」など一部のコンテンツは英語・中国語・韓国語でも表示し、外国人旅行者への案内も強化する。小田急トラベルの宿泊案内サイトとリンクする「eたび箱根モバイル」や、NTTドコモの「903i」シリーズのみ対応する、写真にコメントが添付できるサービス「箱根フォトアルバム」も提供する。いずれも利用料は無料。

 一方、液晶ディスプレイで視聴できる「箱根インフォビジョン」は、箱根フリーパスで利用できる乗り物の運行情報を常時表示するほか、季節の花の開花状況やイベント・観光情報など、箱根周遊の際に便利な情報を提供する。芦ノ湖の観光船や早雲山と桃源台間のロープウェイが運休の場合は代替ルートも案内する。液晶ディスプレイを設置する場所は、強羅、早雲山、大涌谷、桃源台、元箱根港、箱根町港、小田原、箱根湯本。