コダックと加賀ハイテック、1000万画素のコンパクトデジカメを3万円前後で
コダック(川上隆二社長)と加賀ハイテック(高橋信佐社長)は5月8日、コダックのコンシューマー向けカメラでは初の有効画素数1000万画素を超えるコンパクトデジタルカメラ「Kodak EasyShare V1003 ズームデジタルカメラ(V1003)」を6月上旬に発売すると発表した。加賀電子グループや、加賀ハイテックのオンラインストア「SHOPPING KODAK」などで販売する。価格はオープンで、実勢価格は3万円前後の見込み。
CCDは有効1013万画素で、オールガラス製で非球面の光学3倍ズームレンズを搭載する。焦点距離は35ミリフィルムカメラ換算で36-108mm。デジタルズームを併用すれば、最大12倍の望遠撮影も可能。
シーンモードに「ぶれ防止」モードを搭載。ISO1600まで対応する高感度撮影機能に加え、シャッタースピードを最適に調整することで、被写体ブレや手ブレなどを抑えることができる。パソコンを使うことなく、撮影した画像をカメラのみで自動補正できる「Kodak Perfect Touch機能」、画像のトリミングをカメラで行える「カメラ内トリミング機能」なども備えた。
このほか、ガイドに従って撮影した画像をカメラ内で合成し、水平視野角が最大135度のパノラマ画像が作成可能な「パノラマ撮影機能」、フラッシュやホワイトバランスなどの設定を電源を切っても保持できる機能なども搭載する。
外部記録媒体はSDメモリーカード、SDHCカード、MMCカード。32MBの内蔵メモリも搭載した。本体サイズは幅103×高さ54.5×奥行き25mmで、電池を除いた重さは141.5g。電源はリチウムイオン充電池で、約200枚の撮影が可能。