ビックカメラとエディオン、経営統合を白紙撤回、資本提携は継続
ビックカメラとエディオンは3月30日、先月発表した経営統合について白紙撤回すると発表した。発行済み株式総数の3%を相互で保有する資本提携は継続する。
両社は2年後をメドに経営統合を含めた事業統合を行う計画を2月8日に発表していたが、ビックカメラからエディオンに対し経営統合の協議について時期尚早との申し入れがあり、協議の結果、互いが利益の追求と相互理解を深めることが重要と判断。経営統合を見送った。
なお資本・業務提携は継続し、同日付けで業務提携委員会を発足。役員の相互派遣や物流ネットワークの共通利用による効率化などの検討を進める。