バッファロー、保存データを自動的に暗号化し、情報漏えいを防ぐUSBメモリ

ニュース

2007/03/29 13:07

 バッファローは3月28日、本体内蔵のハードウェアですべてのデータを自動的に暗号化する機能を搭載したUSBメモリ「RUF2-HSCシリーズ」を4月上旬に発売すると発表した。メモリ容量が256MBのモデルのみ受注生産で、その他の3モデルは一般発売する。価格はすべてオープン。実勢価格は、256MBが7400円前後、512MBが7800円前後、1GBが1万2800円前後、2GBが2万2800円前後の見込み。

 バッファローは3月28日、本体内蔵のハードウェアですべてのデータを自動的に暗号化する機能を搭載したUSBメモリ「RUF2-HSCシリーズ」を4月上旬に発売すると発表した。メモリ容量が256MBのモデルのみ受注生産で、その他の3モデルは一般発売する。価格はすべてオープン。実勢価格は、256MBが7400円前後、512MBが7800円前後、1GBが1万2800円前後、2GBが2万2800円前後の見込み。

 ハードウェアによるデータの強制暗号化機能を搭載。別途ソフトウェアをインストールすることなく、すべてのデータを暗号化して保存することで、高いセキュリティを確保した。PCに本体を接続すると、「パスワード入力画面」が表示され、初回使用時に登録したパスワードを入力するとUSBメモリとして認識される仕組み。パスワードは変更も可能で、パスワードを忘れた場合に入力する「ヒント」も登録できる。

 暗号化方式は、同社の無線LAN製品でも採用している強力な暗号化方式「AES」を使用。データの読み出し時も自動的に復号化が行われるため、アプリケーションから直接USBメモリのデータを読み書きできる。

 さらに、同社ウェブサイトからダウンロードできる無償の専用管理ソフトを使うと、管理者側でユーザーパスワードの変更や、複数回の入力ミスによるロック設定やロックしたUSBメモリの解除などができる。より高機能な管理ソフトも有償で発売する予定。管理ソフトを用いて設定した情報は、ユーザーでは変更できない。

 本体サイズは幅76×高さ9×奥行き19mm、重さは約12g。対応OSはWindows Vista、XP、2000、ME、98SE、98。